異人たちの館

イラストブックレビュー

時を経て幾重にも重なった家族の闇とは

『異人たちの館』折原 一 (著)のイラストブックレビューです。富士の樹海で姿を消した小松原淳。彼の母親からの依頼で、淳の伝記を書くことになった、作家志望の島崎。淳についての資料を読み込むうちに、彼の周囲につきまとっていた「異人」のような存在に気づく。