重松 清

イラストブックレビュー

言葉にできない思いが増えていく小学五年生

『小学五年生』重松 清 (著) のイラストブックレビューです。転校先での出会い、異性へのほのかな恋心、ケンカや友情。子どもでもないけれど、おとなでもない。そんな微妙な時期にいる小学五年生の少年たちの様々な思いを描いた十七編のショートストーリー。
イラストブックレビュー

連続通り魔と自分。違いは何なのか?

『エイジ』重松 清 (著)のイラストブックレビューです。中学二年生のエイジの同級生が、連続通り魔事件の犯人として捕まった。犯人と自分の違いは何か。一歩違えば、自分が犯人となり得たのではないか。子供でもなく大人にもなりきれない、揺れ動く14歳の気持ちを描く物語。
コラム

ひとつひとつを重ねて家族になっていく物語

血の繋がった関係ではないけれど、縁があって家族となった人たち。ぶつかったり、くっついたり離れたりしながら築き上げていく家族の形に胸が暖かかくなる物語たちです。