骨を彩る

イラストブックレビュー

ぽっかりと空いた穴を抱えて、生きていく

『骨を彩る』彩瀬 まる (著) のイラストブックレビューです。十年前にがんで妻を亡くした津村は、中学生の娘と二人で暮らしている。心揺れる女性に出会ったが、妻が夢の中にあらわれるようになった。妻の姿を見るたびに手の指が1本ずつ減っていた。