dele

イラストブックレビュー

「消したいもの」から見えてくる個人の記憶と記録

『dele』本多 孝好 (著) のイラストブックレビューです。「死後、誰にも見られたくないデータをその人に代わってデジタルデバイスから削除する」。そんな『dele LIFE』での仕事を淡々とこなす所長の圭司に対し、新入りの祐太郎は個人の記録からその記憶へと思いを馳せる。