吉田 篤弘

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『天使も怪物も眠る夜』吉田 篤弘 (著)

2095年、東京は「壁」によって分断され、人々は不眠に悩まされていた。睡眠コンサルタント会社で働くシュウは新しい部署に配属される。任務は睡眠からの覚醒を促すタブレットを開発すること。未完に終わった映画『眠り姫の寝台』のポスター、脚本、出演女優、強力な眠りを誘う酒に、壁で生まれつつある怪物。謎めいた多くのモチーフと登場人物たちが網の目のように絡まりあい、新しい物語を紡いでいく。
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流星のように光り胸に染みこんでいく音楽と言葉たち

『流星シネマ』  吉田 篤弘 (著) のイラストブックレビューです。崖の下にあるこの町には鯨塚がある。その昔、この町にクジラが迷い込んできたことがあるらしい。太郎はこの町の「流星新聞」を発行する手伝いをしている。個性的な住人たちが織りなす、豊かで滋味深い人間模様を描く。
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おいしいスープのようにじんわりしみこんでいく物語

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』吉田 篤弘 (著) のイラストブックレビューです。よくいく映画館の隣町で、窓をあけると教会が見えるアパートに引っ越してきた大里ことオーリィ。ある日オーリィに、サンドイッチ店の店長が「うちの店で働かないか」と持ちかけてきて…。
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人と人がやさしく、ゆるやかにつながる都会の夜

『おやすみ、東京』 吉田 篤弘 (著)のイラストブックレビューです。映画会社で小道具の調達をしているミツキは、深夜に「果物のびわ」を朝九時までに探すように言われ、夜のタクシー「ブラックバード」の運転手、松井に協力を求め、夜の街を探し回る。
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もうひとつの上質な大人の世界へようこそ

『ブランケット・ブルームの星型乗車券 』 吉田 篤弘 (著)のイラストブックレビューです。ようこそ、毛布をかぶった街、ブランケット・シティへ。この街で生まれ育った二十七歳の青年、ブランケット・ブルームが、彼の視点で街についてコラムを描きます。あなたもこの街に遊びに来ませんか?
コラム

【秋の夜長に読みたい小説10選】

【秋の夜長に読みたい小説10選】秋の夜長にぴったりの小説を10冊選んでみました。物語の世界観に浸ってみてください。