イラストブックレビュー

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『檜垣澤家の炎上』永嶋 恵美 (著)

横濱の富豪一族の檜垣澤商店。当主である要吉の妾の娘・かな子は檜垣澤家へ引き取られることになった。政略結婚や軍との交渉などの陰謀が渦巻く屋敷の中で、かな子は一家の真実に迫っていく。
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『世界の望む静謐 〈乙姫警部〉シリーズ』倉知 淳 (著)

人気作品を手掛ける漫画家を殺してしまった担当編集者、金をだまし取ろうとした悪質な芸能プロモーターを手にかけた『元』人気歌手。後始末は完璧なはずだった。完全犯罪を目論む彼らを、死神めいた警部がじわりじわりと追い詰める。
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『復讐は感傷的に』三日市 零 (著)

法律事務所に勤める弁護士の衿須鉄児は、大手メーカーの現会長が起こした交通事故の裁判を眼の前にして、十分な求刑がなされなかったことに司法の限界を感じ退職。法律ではカバーできない範囲をケアする、調査も引き受ける「法律探偵事務所」を開業する。依頼人としてそのドアを叩いたのは、衿須がよく知る人物だった。
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『ダブル<新装版>』永井するみ (著)

二十代の女性が道路に飛び出し、トラックにはねられて亡くなった事件。痴漢の容疑をかけられた男性が階段から転落して死亡した事件。女性の体に触ろうとする老人が薬物入りのコーヒーを飲んだ事件。同じ地域で起こった三つの事件に、雑誌記者の相馬多恵はある人物との関連を見出し、その謎に挑む。
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『梟の咆哮 梟の一族』福田和代 (著)

眠らない一族「梟」の長・ツキである史奈は、大学を休学し一族を奇病から救う特別な水を求め京丹後へ旅に出た。この地でかつて戦ったことのある、同じく忍びの「狗」の一族と再開。彼らの一族が存続の危機に瀕しているという。過去の因縁を乗り越えて彼らは未来のために立ち向かう。
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『燃える息』パリュス あや子 (著)

「ここだよ」と無造作に置かれるバッグや財布から呼ばれると抗えず、自分の手の中に納めてしまう。置き引きがやめられない私がある日手にしたものとは(「呼ぶ骨」)。結婚式を控え、始めたダイエットにはまり、運動とプロテイン摂取をひたすら続けていたら…(「ジューンブライドバナナパフェ」)。何かに依存せずには生きていけない人生の苦しみや葛藤、そして一握りの希望を描く六編を収録した短編集。
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『まぐさ桶の犬』若竹 七海 (著)

ミステリ専門店のアルバイト店員にして白熊探偵社におけるただ一人の調査員、葉村晶は寄る年波に逆らえず体力も記憶力も眼も歯も衰えつつあった。そんな女探偵、晶のもとに魁星学園元理事長から、秘密厳守の人探しの依頼が入った。一筋縄ではいかない関係者たちに苦労しながら、古い緑色の小型車「毒ガエル」で奔走する晶に追跡者の影が迫る。
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 『どうせそろそろ死ぬんだし』香坂 鮪 (著)

元刑事の探偵・七隈昴は助手の薬院律とともに山奥の別荘「夜鳴荘」へとやってきた。余命宣告を受けた者たちが集う「かげろうの会」のゲストとして招かれたのだ。食事をして彼らとの交流を深めた二人だったが翌朝参加者の一人が死体となって発見される。病による自然死か殺人か。七隈たちは真相を探るべく現場の捜査を開始する。
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『楽園ジューシー ホテルジューシー』坂木 司 (著)

小・中・高といじめ続けられてきたザッくん。そんな中でもできたかけがえのない仲間たちと「いつか沖縄へ行こう」と約束する。大学生になり、思いがけずそのあこがれの地にバイトで行くことになったザッくんは、ホテルジューシーの従業員や客たちと交流しながら目をそむけてきた自分の内側に向き合っていく。
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『銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に』ほしお さなえ (著)

南軽井沢にある銀河ホテルはイギリス風な瀟洒な洋館で人気があり、リピーターも多い。そんなホテルの一角には「手紙室」があり、ここで行われるワークショップに参加すると不思議と自分の本当の気持ちが見えてくる。様々な思いを胸にホテルへ訪れた客たちが手紙に書くことを通して自分の人生と向き合っていく。
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