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『思い出トランプ』向田邦子 (著)

明るくて細々しく動くが、かわうそのように残忍な部分を持つ妻(「かわうそ」)。大きな体、細い目の愛人の、垢抜けなく朴訥としたところが気に入っていたのだが(「だらだら坂」)。日々暮らしていく中で、狡さやうしろめたさなどを情緒豊かに描き出す13編。
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『燃えよ、あんず』藤谷 治 (著)

下北沢にある小さな書店「フィクショネス」。こだわりが強く、なかなか売上が出ない店主が知恵をしぼり、様々なイベントを実施。その結果、個性豊かな面々がこの店に集まるようになる。常連の一人、久美ちゃんは結婚したがその幸せは続かず。それから十数年後、久美ちゃんはもう一人の懐かしい常連とともに店にあらわれた。
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『歌舞伎座の怪紳士 』近藤史恵 (著)

二十七歳の岩井久澄は、会社を辞めてから実家の家事全般と姉が飼いはじめた犬の世話をして暮らしている。そんな日々の中、祖母のしのぶの観劇を代行することに。休憩時間、あるお客の不審な行動を眼見した久澄は…。
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『残穢』小野 不由美 (著)

作家である私のもとに一通の手紙が届いた。その読者はライターであり、住んでいるマンションに何かがいるような気がする、と言う。時おり、ほうきで掃くような、畳の表面をさっと払ったような音。私は聞いた覚えがある話だ、と感じライターと意見交換をしたり建物について調べはじめる。
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『放課後レシピで謎解きを
 うつむきがちな探偵と駆け抜ける少女の秘密』
友井羊 (著)

高校二年生の夏希は、陸上部から調理部へ転部。何事にもまっすぐ突き進み、直球の発言をする夏希は何かと周囲とトラブルを起こす。同じクラスで調理部の結は内気な性格。部活で一緒にパンを焼いたのだが、夏希たちのパンだけが膨らまなかった。二人は原因を調べようとするが…。
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『クジラアタマの王様』伊坂幸太郎 (著)

製菓会社で働く岸は、先輩のピンチヒッターとしてお客様サポートに再び配属。人気商品に画鋲が入っていた、という1本のクレームからはじまり、様々なトラブルに巻き込まれる。多くの避難や強い悪意をぶつけられ疲弊する岸の前に、一人の議員が現れ、自体は変化していく。彼らにはある「繋がり」があった。
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『東京ロンダリング』原田ひ香 (著)

夫と離婚した内田りさ子32歳。彼女の仕事は都内の事故物件を一ヶ月ごとに転々とする、というもの。人との関わりを避け、孤独で無気力な日々を過ごしていたりさ子だが、移り住んだ先で出会う人々とのやりとりが、やがて彼女の固くこわばった心をやさしくときほぐしていく。
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『自転車泥棒』呉 明益 (著)

無口な父は自転車とともに失踪した。その自転車が、二十年もの年月を経て僕の目の前に戻ってきた。小説家でもあり、古い自転車のコレクターでもあるぼくは、この自転車の来し方に興味を持ち調べていくうちに、物語は国や時を超えて広がっていく。
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『認知心理検察官の捜査ファイル
検事執務室には噓発見器が住んでいる』
貴戸湊太 (著)

「千葉地検の嘘発見器」と呼ばれる天才検事・大神祐介は検事執務室に住んでいる変わり者でもある。新人事務官の朝比奈こころは、大神のもとで様々な被疑者たちの取り調べに立ち会う。ある者は口を閉ざし、ある者は嘘をつく。大神は認知心理学を用いて、隠された真相を暴く。
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『死体を買う男 』歌野晶午 (著)

休筆していた乱歩は才能の限界を感じ、自殺を考え紀州白浜の三段壁へやってきた。いざ海へ飛び込もうとする彼を助けたのは高貴な顔をした若く美しい青年。そして夜中、青年は首を吊って死んでいるところを発見されますが、警官が現場へ向かうと死体は消えていて…。乱歩と朔太郎が事件の謎に挑む。
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