イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『テスカトリポカ』佐藤 究 (著)

メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロは敵対組織の攻撃を受け、ジャカルタへ逃亡し身を潜めていた。そこで日本人の臓器ブローカーと知り合い、日本に渡り新たなビジネスを開始。一方、川崎で生まれ育った少年、コシモはバルミロにその力を見出され、彼らのビジネスをめぐる犯罪に巻き込まれていく。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『スキマワラシ』恩田 陸 (著)

古い建物があれば出向き、品物を引き取り販売する古道具屋を営む太郎と散多の兄弟。弟の散多はものに触れると、そこに宿るイメージを見るという能力を持つ。そんな彼はある一枚の古いタイルからこれまでにない強烈なイメージを受け、そこに幼い頃亡くした両親の姿を見る。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー『しっぽ食堂の土鍋ごはん 明日の歌とふるさとポタージュ』高橋 由太 (著)

二十二歳の悠木紬は売れないシンガーソングライター。社長と二人の小さな芸能事務所に所属しているが唯一の仕事もなくなってしまい途方に暮れる。散歩の途中で出会った「しっぽ食堂」には看板猫のしっぽとぶっきらぼうな主人がいて、あたたかな土鍋料理を提供してくれた。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『スイッチ 悪意の実験』潮谷 験 (著)

私立狼谷大学の二回生である箱川小雪は、先輩の香川霞に声をかけられ、友人の三島大我、桐山玲奈とともに、あるアルバイトに参加することになった。1か月の間スイッチを持たされ、押すのも押さないのも自由。ただしそのスイッチは「ある家族が崩壊するスイッチ」で…。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『くらのかみ』小野 不由美 (著)

小学六年生の耕助は、二年生のときに亡くなった母の親戚の家へはじめて訪れた。年の近い子供たちが本家で顔を合わせ広い座敷を探検し、蔵座敷でゲームを始めると四人で始めたはずなのに気付けば五人になっていた。さらに夜中に人魂が現れたり、読経の声が聞こえたり。これは祟りなのか。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『リボーン』五十嵐貴久 (著)

何人もの死傷者を出し、車にはねられ傷を負った娘と思しき少女とともに逃走した雨宮リカ。警視庁は彼女を複数の殺人容疑で指名手配した。興信所の柏原と警視庁の戸田はリカを捕らえるべくタッグを組み、学生時代のリカを知る小野萌香とその祖母、宇都子に協力を求める。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『か「」く「」し「」ご「」と「 』住野 よる (著)

高校二年生の五人のクラスメイト。彼らはそれぞれに、人にはない特別な力を持っている。何かの役に立つようなものでもないけれど、この能力のおかげで彼女のことがどうも気になってしまう。それぞれが持つ能力から見えてくるお互いへの思いを描き出す青春小説。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『ひとりでカラカサさしてゆく』江國 香織 (著)

大晦日の夜、東京駅から近いホテルに集まったのは八十六歳の篠田完爾、八十歳の重盛勉、八十二歳の宮下知佐子の三人。長い付き合いである彼らはバーラウンジで昔話に花を咲かせた後、ホテルの一室で猟銃自殺した。なぜそんなことが起こったのか。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『くわいの丸煮 木挽町芝居茶屋事件帖』篠 綾子 (著)

風が冷たさを増し、体が温まるものを人々が求める季節。行方不明の弟を探しにきたという女客と息子の二人連れがやってきます。鬼勘も絡み、人探しに協力することになった喜八たち。そこから次々と驚きの事実が明らかになり…。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『たまごの旅人』近藤 史恵 (著)

遥は子供の頃からの念願がかなって海外旅行の添乗員に。風光明媚な景色や美味しい料理をアテンンドし、参加客たちの特別な瞬間に寄り添う。そんな仕事にやり甲斐を感じ、楽しさと喜びを感じ始めた頃、予想外の事態が発生する。
nukoをフォローする