泡坂 妻夫

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『蔭桔梗』泡坂 妻夫 (著)

紋章上絵師の章次は、仕事で20年ぶりに元恋人の山本賢子と再開。出会ったきっかけは紋であり、また二人が離れるきっかけとなったのも紋だった…。紋に込められたある「思い」とは。表題作「蔭桔梗」のほか、恋愛が絡んだ11編の謎解きを収めた短編集。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『ダイヤル7をまわす時』泡坂 妻夫 (著)

戸根市では市の西側勢力である大門組と、市の東半に根を張り始めた北浦組の二つの暴力団がいがみ合っていた。ある日、北浦組の組長が殺害される事件が。現場では電話機のテープが抜き取られ、さらに電話を使った形跡が。犯人は殺害後どこへ、何のために電話をかけたのか。『ダイヤル7』ほか鮮やかな手法で読者を騙すミステリ短編集。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『折鶴』泡坂 妻夫 (著) 創元推理文庫

日本橋で代々縫箔屋を営む田毎の家は、田毎が4代目に当たる。先代が残してくれたビルのおかげで、仕事は多く入らなくても何とか暮らせている。行きつけの店に出向くと、女将から他所の女と宿に泊まったでしょう、と言われ仕事相手からは池袋のデパートで名前を呼び出されていた、と言われる。誰かが自分の名を使っている?首をひねる田毎は、あるパーティーで自分の名刺を数枚渡したことを思い出す。
イラストブックレビュー

この上なくうさんくさいが、気になりすぎる存在

『ヨギ ガンジーの妖術』泡坂 妻夫 (著)のイラストブックレビューです。頭にターバンを巻き、長い白衣を着た正体不明の男、ヨギ・ガンジーが、訪れた先で起こる超常現象としか思えない不思議な事件を見事に解決していく。
イラストブックレビュー

美しく幻惑的な世界に隠された真実

『湖底のまつり』泡坂 妻夫 (著)のイラストブックレビューです。旅先で自分を救ってくれた男は、毒殺された男だった!?美しい描写と折り重なる謎が深い余韻を残すミステリー。