ちびねこ亭の思い出ごはん かぎしっぽ猫とあじさい揚げ

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『ちびねこ亭の思い出ごはん かぎしっぽ猫とあじさい揚げ』高橋由太 (著)

三十五歳になる五十嵐さくらは疲れていた。書店の店長を務めているが、給料は安く責任は重い。仕事の辞めどきなのかも。そう考えたさくらは、自分が本を好きになったきっかけをくれた人ともう一度話がしたいと思い、死んだ人間と話ができるという「ちびねこ亭」を訪れる。