わたしの本の空白は

イラストブックレビュー

取り戻したのは夫を愛していないという記憶だった

『わたしの本の空白は』近藤 史恵 (著)のイラストブックレビューです。夫の母親と義姉と同居している三笠南は、病院のベッドで目覚めた。しかし、自分についての記憶も、これまでの生活も何ひとつ覚えていない。元の家に帰っても夫・シンヤや家族との生活に違和感はつのるばかりで…。