作家の人たち

イラストブックレビュー

「売れない作家」の物語はもはやホラー!?

『作家の人たち』倉知淳 (著)のイラストブックレビューです。文学賞のパーティー会場で顔を合わせた、大手出版社の編集者たち。誰もが沈んだ上場を浮かべているのは、ある中堅作家によるつきまといが原因だった(「押し売り作家」)。出版業界の悲喜こもごもを描く連作短編集。