古内 一絵

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ』古内 一絵 (著)

2019年4月。新元号、「令和」が発表されたこの時、老舗映画会社・銀都活劇で働く砂原江見は岐路に立たされていた。銀活が大手映像配信会社に買収されることが決定し、会社の企画は進行が止まる。先行き不安な空気が漂う中、DVD宣伝担当の江見はこれまでの仕事を振り返り、ある企画を立ち上げる。
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『鐘を鳴らす子供たち』古内 一絵 (著)

昭和二十二年五月。あらゆる物が不足し、子供たちはいつもお腹を空かせていた。峰玉第二小学校に通う六年生の良仁は、同じ学校に通う数名の子供たちとともに、ラジオ放送劇「鐘の鳴る丘」に出演することに。その収録で、良仁たちは大人たちの作品づくりにかける情熱、戦争への後悔を抱き続ける姿を目にし、彼らとともに未来の希望へ向けて模索する。
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『キネマトグラフィカ』古内 一絵 (著)

老舗の映画会社、銀都活劇に入社した6人の男女たち。「平成元年組」と呼ばれた彼らは、地方の映画館で再開。26年前、ローカルセールスをしていた彼らが手持ちで担当エリアの映画館へフィルムを運んだ「フィルムリレー」に思いをめぐらせる。時を経た今、あの頃目指した自分になれているのだろうか。
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古い洋館に遺されていたものとは

『十六夜荘ノート』古内 一絵 (著)のイラストブックレビューです。大伯母から目黒区の洋館を遺された雄哉。現在の住民に立ち退いてもらうべく彼らとやりとりをするうちに、何故大伯母がこの邸を遺したのか、思いをめぐらせていく。