左目に映る星

イラストブックレビュー

自らつくりあげた孤独に呼応する人間を求めて

『左目に映る星』奥田 亜希子 (著)のイラストブックレビューです。左目の視力が弱く、乱視も入っている26歳の早季子は、嫌なことがあると自然と良く見える右目を閉じ、ぼんやりとした世界を見るようにしている。小学校の同級生、吉住君と同じ癖を持つ宮内とアイドルのライブに行くことになるのだが。