水曜の朝、午前三時

イラストブックレビュー

あの時とともにあの人への思いがある

『水曜の朝、午前三時』蓮見圭一 (著)のイラストブックレビューです。脳腫瘍の告知を受け、四十五歳の若さで死んだ翻訳家であり、詩人でもある四条直美。1970年の大阪万博を舞台に、叶わなかった恋とその後の二十数年。恋の痛みと人生の重みを描くラブストーリー。