自分の「強さ」って何だと思う?
強烈猫パンチ!
誰もが撫でたくなる可愛さ!
無敵だ!!
…。
生物界では生き残るために
ある「強さ」を特化した生き物が多くいるわ。
こちらはその「強さ」に注目した一冊よ。
生き残るための「強さ」には
どんなものがあるのか気になるな。
『サバイブ(SURVIVE)――強くなければ、生き残れない』
麻生 羽呂 (著), 篠原 かをり (著) ダイヤモンド社
概要
地球上では、あらゆる生物が生き残るために「強さ」を身につけてきました。その「強さ」とはどんな者なのでしょうか。本書では「最強生物」と呼び声が高い72種の生き物を引き合いに「本当の強さ」とは何かを考えます。
15のテーマごとに動物たちが持つ「強さ」を紹介
「負けない」「諦めない」「争わない」「手段を選ばない」など、15のテーマをもとに、その能力が突出した生物を紹介。
例えば「傷つかない」カテゴリに存在するウォンバットは「世界一硬い尻」を持つ。敵に襲われると、すに頭を突っ込み尻で巣にフタをする。それでもやってくる敵には体制を低くして、天井と尻で相手を挟む。その威力は敵の頭蓋骨をも破壊するほど。
まとめ
漫画によって動物の生態を紹介し、テーマごとにコラムでその強さについて含蓄のある文章で解説しています。彼らの生き様から「強さ」とは個性であり、能力であることが伺えます。さて、自分の「強さ」は何なのか?と考えるきっかけをくれる本です。
<こんな人におすすめ>
おもしろい生物の話を読みたい
自然界で生き残ってきたあらゆる「強さ」に興味がある
動物の強さから何かを学びたい
著者の篠原かをりさんについて
著者の篠原かをりさんが、驚きの生物学の最新TOPICS満載で紹介しています。2018年当時の動画なので学生さんだった頃のものですね。2020年現在では大学院に在学中で、ミステリーハンターとしてテレビ出演もされたとのことです。
篠原かをりさんと言えば、生物の偏差値105を叩き出した、というエピソードが衝撃的で記憶に残っています。偏差値でそんな数字ある!?とそちらの方に驚いたような。
受けた人たちの成績がかなり低い得点を取ることになったテストでぶっちぎりの高得点を取ったということなんですね。生物への愛がハンパなく、その知識と理解度が突出してる方。動物や昆虫の行動を人に例えるのその表現も面白くて、今後も注目していきたい作家さんです。
無敵の俺だが飼い主のナデナデと
チュールには弱い・:*:・(●´Д`●)ウトーリ・:*:・
長生きできそうね。
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