2024-02

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『失われたものたちの本』ジョン・コナリー (著)

12歳のデイヴィットは、母親が病気で亡くなり、ほどなく父が再婚したが新しい家族の暮らしに馴染めずにいた。ある夜、死んだはずの母の声にい導かれ庭に出たデイヴィットは幻の王国に迷い込む。赤ずきんと狼の間に生まれた人狼、醜く厚かましい白雪姫、神出鬼没のねじくれ男。歪んだおとぎ話の世界でデイヴィットは『失われた本』を探すたびに出る。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。』青柳 碧人 (著)

日本昔ばなしの世界で起こる謎解きミステリがふたたびやってきた。欲張りなおじいさんが何度も穴に転がり落ちる「おむすびころりん」、貧乏な半太と物を交換した人たちが何故か同じ男尾を殺したと主張する「わらしべ長者」など、その話ならではの謎と舞台設定による推理が楽しめる驚きの日本昔ばなしミステリ第二弾。