イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『金の角持つ子どもたち』藤岡 陽子 (著)

サッカーのクラブチームに所属していた俊介は、「サッカーをやめる。中学受験のために塾へ通いたい」と両親に打ち明ける。俊介が日本最難関と言われる中学を目指すのには理由があった。小学校入学を控えた難聴の妹・美音、今でもギリギリで何とか回っている家計の中、両親は俊介を応援していくことを決意。俊介は塾に通いはじめ、受験勉強に取り組む。
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『逆ソクラテス』伊坂幸太郎 (著)

学力も運動もそこそこの小学生・加賀は、転校生の安斎からある作戦をもちかけられる。作戦の目的は担任の久留米先生の先入観を崩すこと。草壁は久留米先生に、高圧的な態度を取られている。それは先生が、草壁は大した生徒ではないと考えているから。そんな先生の思い込みは間違っているのだということを証明する。草壁と、作戦の意図に賛同した優等生女子、佐久間が加わり、作戦を決行する。
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『ミチルさん、今日も上機嫌』原田 ひ香 (著)

四十五歳のミチルは元夫が残してくれたマンションで独り暮らしをしている。いきあたりばったりに生きてきた部分もあるけれど、これからの人生、将来に不安がないわけじゃない。時代の変化に戸惑うこともある。それでもめげずに前を向いて歩いていく、そんなミチルの物語。
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『樽とタタン』中島 京子 (著)

今から三十年以上前、小学生だったわたしは学校帰りに毎日坂の下の喫茶店に通っていた。店の隅にある赤い樽が気に入っていた私を、常連客の小説家が樽といっしょだから「タタン」と名付けてくれた。店にはこの小説家のほかに歌舞伎役者の卵や謎の生物学者、無口な学生などクセの強い客がやってくる。学校が苦手な少女は、ヘンテコな大人たちの本当や嘘を耳にする。
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『六人の嘘つきな大学生』浅倉 秋成 (著)

IT企業「スピラリンクス」初の新卒総合職採用最終試験に残ったのは六人の大学生たち。最終選考のグループディスカッションに備え何度も会合を重ね互いの信頼を高め合ってきた。六人全員に内定が出る可能性もあったが、課題が変更され「六人の中から内定者にふさわしい一人を決める」と言う内容に。議論の途中、全員分の封筒が見つかり、その一通を開けてみるとそこには内定者の一人を「人殺し」と告発する文章が…。
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『狐笛のかなた』上橋 菜穂子 (著)

夜名ノ里のはずれに住む小夜は十二歳。草木に宿る魂の声をも聞き分ける能力「聞き耳」の持ち主。ある日の夕暮れ、犬に追われている子狐を助けた小夜。この子狐はこの世と神の世の狭間である「あわい」に棲む霊狐・野火であった。その能力故に隣り合う国の争いに巻き込まれた小夜と野火。住む世界さえも異なる二人の響き合う魂の物語。
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『世界でいちばん透きとおった物語』杉井 光 (著)

有名なベストセラー推理作家の宮内彰吾を父に持つ燈真だが父と会ったことは一度もない。校正者だった母と仕事をしていた編集者の霧子さんから、父が亡くなったとの連絡が。その1ヶ月後、宮内の長男・朋晃から、父親が死ぬ間際に執筆していたと思われる小説について何か知らないかとたずねられ、燈真はその原稿を探すことに。果たしてその原稿を見つけ出すことができるのか。
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『魂手形 三島屋変調百物語七之続』宮部 みゆき (著)

「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」袋物屋の三島屋ではこんな風変わりな百物語をしている。嫁いでいったおちかから「聞き手」を継いだのは次男坊の富次郎。語り手からの話をのちに墨絵に描き、桐の箱に封じ込めて聞き捨てとしている。そんな富次郎のもとへ一人の老人がやってくる。富次郎も見ほれるほど粋なじいさまは、十五の頃、実家の木賃宿で起こった話をはじめた。
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『隣はシリアルキラー』中山 七里 (著)

メッキ加工を主軸とする工場で働く神足友哉は、隣人の立てる物音で目を覚ました。何か大きな物体を切り落とし、洗い流しているかのような物音。そう、例えば人間とか…。んな中、工場の近くで女性の遺体の一部が発見される。妄想ではなく現実の出来後音なのでは、と徐を尾行した神足は怖ろしいものを目にしてしまい…。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー『みちづれの猫』唯川 恵 (著)

離婚後、抜け殻のようになりゴミ溜めのような部屋で暮らしていた江美。そんな江美の部屋のベランダに茶トラの牡猫がやってきた。茶太郎と名付けた猫との生活で江美は次第に自分の心と身体を取り戻していく。しかし茶太郎はある日家を出ていったきり帰らなくなった(「運河沿いの使わしめ」)。傷ついた時、そこに寄り添ってくれる猫に救われた女性たちの心あたたまる七つの物語。