ひと

イラストブックレビュー

ひとりだから見える、感じられる「ひと」とのつながり

『ひと』 小野寺史宜 (著)のイラストブックレビューです。三年前に父親を亡くし、鳥取で一人暮らしをしていた母が突然亡くなったという連絡を受けた大学二年生の柏木聖輔。大学を中退し、ふと立ち寄った惣菜屋で、五十円のコロッケを見知らぬお婆さんに譲ったことから、不思議な縁が生まれていく。