エリー・グリフィス

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  『見知らぬ人』エリー・グリフィス (著)

ヴィクトリア朝時代の作家、ホランドの邸宅だった建物はイギリスの中等学校タルガース校の旧館となっている。同校の英語教師のクレアは、教鞭を取りつつホランドの研究にも取り組んでいる。そんなある日、クレアの同僚が自宅で刺殺死体となって発見された。遺体のそばには「地獄はから(空)だ」と書かれたメモが。ハービンダー部長刑事はかつて通った母校で起こる事件の謎を追う。
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『窓辺の愛書家』エリー・グリフィス (著)

海岸沿いに建つ高齢者向け共同住宅で一人の老婦人が亡くなった。九十歳で本好き、多くの推理作家と交流していたペギーの死因は心臓発作によるものとされたが介護士のナタルカはこの死に不審に感じ、ハービンダー刑事に相談。さらにペギーの友人であった老紳士のエドウィン、カフェオーナーのベネディクトらとともにペギーの死について真相を探るうち、彼女と関わりのあった人物が殺害される。