ディスカヴァー文庫

『君と夏が、鉄塔の上』　賽助 (著)のイラストブックレビューです。鉄塔マニアで地理歴史部に所属する、地味な伊達。中３の夏休みの登校日、同級生の帆月から「鉄塔の上に男の子が座っている」と声をかけられる。比奈山も巻き込み、男の子の謎を解き明かそうとする。

『滔々と紅』志坂 圭 （著）のイラストブックレビューです。天保八年、飢餓の村から九歳の少女、駒乃が江戸吉原の遊郭へと口入される。吉原のしきたりに抗いながらも、花魁へと成長する。吉原生き抜いた彼女が最後に下す決断とは。