原田 ひ香

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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『母親からの小包はなぜこんなにダサいのか』原田 ひ香 (著)

実家の母親から送られてくるのはお米に野菜、隙間に詰めるのはタオルや靴下や肌着など。時代は移り変わっても母からの小包の中身はなぜかあまり変わらない。箱に詰められた様々な「思い」を家族に届ける物語。
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『古本食堂 』原田 ひ香 (著)

北海道で両親を介護し看取った後、介護職をしながら一人で暮らしていた鷹島珊瑚。東京の神保町で古書店を営んでいた兄の滋郎が急逝し、その店とビルは珊瑚に遺された。古書店経営の経験は皆無だが、ひとまず上京してきた珊瑚。一方珊瑚の親戚で国文科の大学院生である美希喜は、滋郎が生きていた頃、何度か店に通っていたこともあり、珊瑚の様子を見つつ、店の手伝いもすることに。
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『ミチルさん、今日も上機嫌』原田 ひ香 (著)

四十五歳のミチルは元夫が残してくれたマンションで独り暮らしをしている。いきあたりばったりに生きてきた部分もあるけれど、これからの人生、将来に不安がないわけじゃない。時代の変化に戸惑うこともある。それでもめげずに前を向いて歩いていく、そんなミチルの物語。
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『口福のレシピ』原田 ひ香 (著)

料理学校「品川料理学園」の後継者として生まれ育った留希子は、家業を継ぐことを拒否。友人の風花と暮らしながらSNSで料理を発信。いくつかのレシピがバズり、料理関係の仕事も入るように。さかのぼって昭和二年の品川料理教習所では、女中方向のしずえが声量野菜のセロリーを前に、どう調理したものかと頭を悩ませていた。令和と昭和、料理を考え、作り続ける女性たちを描く料理小説。
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『ここだけのお金の使いかた』アミの会 (編集)

物価は上昇するけど給料は上がらない。そんな時代だからこそ、何にいくらお金を使うかは人生の重要事項になってくる。百万円の宝くじが当たったら夫に言う?働かずに稼げる方法って?ゲーム課金にいくら使う?七名の女性作家がお金をテーマに人生の悲喜こもごもを描くアンソロジー。
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『事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング』原田 ひ香 (著)

前住人が亡くなった事故物件に一時的に住むことで報酬を得る「ロンダリング」は街の小さな不動産屋が窓口となり、住人を選定し、物件を紹介する。彼らが依頼を受ける物件には様々な人間ドラマがあり、ロンダリングの仕事に関わっていた者たちも時の経過とともに少しずつ環境や考え方に変化が訪れる。
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『彼女の家計簿』原田 ひ香 (著)

シングルマザー、里里のもとに一通の封筒が届いた。中には五十鈴加寿という女性が戦前からつけていたという家計簿が数冊入っていた。家計簿から見えてくる加寿の生き様、そして里里や彼女の母親は、そこから何を得ていくのか。
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1日3回通いたくなるワケあり三姉妹の美味しいお店

『三人屋』 原田 ひ香 (著) のイラストブックレビューです。朝は三女が手がけるふんわりパンの喫茶店、昼は次女のこだわりうどん、夜は長女の〆の白飯が最高のスナック。朝・昼・晩で業態が変わるこの店は「三人屋」と呼ばれている。それぞれが問題を胸に抱えているが、常連客や姉妹間でのやりとりから、少しずつ前を向いていく。
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三人の女に関わる男たちの物語

『サンドの女 三人屋』 原田 ひ香 (著) のイラストブックレビューです。父の亡き後、店を残すために三姉妹が始めた「三人屋」。朝は三女がモーニングを、昼は次女がうどんランチ、夜は長女がスナックを経営。長女のスナックにはワケありだったり、クセのある常連客がやってきては、互いの悩みを打ち明け合う。
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全てを失った者にとっての本当に安全な場所とは

『彼女たちが眠る家』原田 ひ香 (著)のイラストブックレビューです。九州の離島にある家。ここには、ある問題を抱えた女たちが集まり、世間から距離を置き、静かに暮らしていた。ある母娘が入居したことから、彼女たちの日常が大きく変わっていく。