営繕かるかや怪異譚

イラストブックレビュー

何かが「いる」、何かが「ある」ところに住むということ

『営繕かるかや怪異譚』小野 不由美 (著)のイラストブックレビューです。古い町家で暮らしはじめた洋子。使われていない奥座敷の襖が、何度閉めても開いている。人ではない「何か」を助けてくれるのは「営繕かるかや」の尾端という男なのだが。