新潮文庫

イラストブックレビュー

神様が人間にご不満な理由。

『ころころろ』畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです。ある日、突然若だんなの目が見えなくなった!目を治す手がかりを見つけに出かけた仁吉と佐助はおかしなことに巻き込まれる。病弱な若だんなとあやかしたちがお江戸の町で活躍する「しゃばけ」シリーズ第8弾。
イラストブックレビュー

妖だって「友人」がいるんです

『いっちばん』畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです。「しゃばけ」シリーズ第7弾。若だんなが大天狗にさらわれた?若だんなを人質に取り、若だんなの祖母と交渉しようという、大天狗の望みは何なのか。妖の友情に胸が熱くなる物語。
イラストブックレビュー

母の「型」から抜け出せない

『あのひとは蜘蛛を潰せない』彩瀬 まる (著) のイラストブックレビューです。ドラッグストアの店長である梨枝は、実家で母と二人暮らしをしている二十八歳。母の価値観に縛られ、息苦しい日々を過ごしている。しかし恋人ができ、家をでた梨枝は自分の価値観の変化と、根っこの変わらない部分に気づく。
イラストブックレビュー

たぬきとの算術対決はレベル高し!!

『ちんぷんかんぷん』 畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです。妖退治の腕は確かな僧侶・寛朝の弟子である秋英は、自分には何の才能もないのだと思っていました。ある人物の相談にのることになった秋英。ところがこの人物の正体は、実はたぬきだったのでした。たぬきと算術対決をすることになった秋英は勝つことができるのか。
ブックレビュー

納豆でつながるアジアの歴史と文化

『謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉』高野 秀行 (著) のブックレビューです。タイ、ミャンマー、ネパール、インド、中国、ブータン、ラオスなど、アジアの広い範囲に渡って存在し、その形状も様々な納豆。冒険家、そしてノンフィクション作家である著者が納豆の謎に迫る。
イラストブックレビュー

本と本がナニして子どもが生まれ・・・えっ!?

『本にだって雄と雌があります』小田 雅久仁 (著)のイラストブックレビューです。祖父の興次郎が言うには「本にはオスとメスがあって、ナニすると子供が生まれる。そうして本は増えていく」のだとか。亡き祖父の日記から一族の歴史を探っていた孫の博は、本を巡る彼らの人生に衝撃を受ける。父子四代に渡って描かれる、壮大なファンタジー。
イラストブックレビュー

対峙すべき相手はいつも自分

『うそうそ』畠中 恵 (著) のイラストブックレビューです。箱根の湯治へ向かう若だんな一行。初めての旅に心浮き立つ若だんな。しかし道中、手代たちとはぐれ、天狗たちに追いかけられたりとトラブル発生。果たして若だんなは無事に到着することができるのか。
イラストブックレビュー

静かで熱い、恋愛物語

『レインツリーの国』有川 浩 (著)のイラストブックレビューです。忘れられない小説の感想を求めてたどり着いたブログ。そこから伸とひとみのメールのやりとりが始まった。惹かれ合うが、ぶつかり合う二人を阻むものとは何なのか。静かでありながら熱い想いが交錯する恋愛物語。
イラストブックレビュー

化粧の下に隠された本当の気持ち

『おまけのこ』畠中 恵(著)のイラストブックレビューです。病弱な若だんな一太郎が、妖たちとともに江戸の事件を解決する物語。化粧問屋の一人娘、雛の嫁入りが決まった。結婚を機に厚化粧を止めようとするお雛だが、なかなかできない。そこで妖の「屏風のぞき」が彼女の奥に隠された気持ちを聞こうとするのだが…。
イラストブックレビュー

いつの世も人の心はせつなく、そしてあたたかい

『ねこのばば』畠中 恵(著)のイラストブックレビューです。江戸の大店の一人息子で病弱な若だんなが、妖たちと江戸の謎を解決するシリーズ第3弾。幼馴染のお春に縁談の話が持ち込まれ、調査に出向いた若だんなが危険な目に遭うという大ピンチ!?