『乱読のセレンディピティ』 外山 滋比古 (著) 扶桑社文庫
概要
「ゆっくり読んだのでは取り逃がすものを風のように速く読むものが、案外得るところが大きい」という著者は、乱読によって思いがけないものを発見する能力=セレンディピティが起こる、と教えてくれる。
「知の巨人」と言われる著者が今の時代にこそ必要な本の読み方を伝授。
本との距離、精読か速読か、知識と思考、読者の化学反応など、戦時中から戦後、本が不足していた自身の若い頃の経験を踏まえて持論を展開する。
まとめ
専門バカにならず、広い視野を持ってあちこちの本を渡り歩く。
そうしたことがセレンディピティに繋がっていくのです。
今まで目も向けなかった本に手を伸ばしたくなる。
「知の巨人」からのメッセージは、そんな気持ちにさせてくれるのです。
<こんな人におすすめ>
本のセレクトが偏りがち
本をよむことで新しい発見をしたい
ひらめきを得るような本の読み方を知りたい
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