『ぶたぶたの甘いもの』 矢崎 存美 (著) 光文社文庫
あらすじ
町の小さな稲荷神社の参道に、知る人ぞ知る「和菓子処しみず」はある。
春夏秋冬、季節の絶品和菓子に甘酒、おでんや焼きそばまで旨いものが勢ぞろい。
その店の主人は、何とぶたのぬいぐるみ、山崎ぶたぶたなのだ。
ぬいぐるみのぶたぶたさんがおいしい和菓子を作ります
ぶたのぬいぐるみがおいしいものを作ってくれる「ぶたぶたさんシリーズ」和菓子編。
団子、栗きんとん、お雑煮、焼きそば、コーヒー。
どれもゴクリとつばを飲み込んでしまいそうな、美味しそうな描写です。
まとめ
やってくるお客さんたちは、結婚に焦っていたり、夫を亡くしたり、実家に帰るか悩んでいたり。
悩みや苦しみに光を与えてくれるのは、動くぬいぐるみのぶたぶたさんと、彼が作る心づくしの料理やお菓子。
心まで包み込むようなその味わいに、人々はまた前を向いて歩く力をもらえるのです。
<こんな人におすすめ>
おいしい和菓子が好き
人の心を癒すような話を読みたい
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