のこ
警察を煽ってくるような性格の悪い殺人犯が登場する
ミステリーを紹介するわ。
ぬこ
わあ、それ聞いただけでもイラっとくるな。
のこ
おまけに殺人を自供したのに
死体が見つからないという不可解な事件よ。
ぬこ
犯人がどんなトリックを使ったのか
めっちゃ気になるな〜!
『不愉快犯 』 木内 一裕 (著) 講談社文庫
あらすじ
人気ミステリ作家、成宮彰一郎の妻が行方不明になった。殺害現場とされた潰れたビデオ店には大量の血痕と成宮の靴跡が。
「遺体なき殺人」の容疑で逮捕・起訴された成宮の「完全犯罪」プランとは?
警察を挑発するかのような態度を取る容疑者・成宮
「どうせなら死んじゃってくんないかなあ」などと発言したり、警察の捜査を翻弄するかのようなそぶりを見せる成宮は、厳しい取り調べを受け、態度を改め妻毒殺の自供をします。
それが警察や司法を嵌める罠の始まりだったのです。
まとめ
成宮の周到なやり口、人を嘲る態度に嫌悪感を抱くとともに戦慄してしまいます。完全犯罪を成し得るのか、それとも…。
最後まで目が離せない、一気読み間違いなしのミステリーです。
<こんな人におすすめ>
頭の良い、冷徹な犯人の話を読みたい
完全なる「完全犯罪」とはどんなものか気になる
木内 一裕のファン
リンク
のこ
何重にも仕組まれた犯人の計画はお見事!
あなたはこの謎を見破ることができるかしら?
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