のこ
お弁当と言えばおにぎりかしら。
ぬこ
おにぎりといえばシャケだな。いやタラコか。
うう〜 迷うな〜。梅干しは苦手だけど。
のこ
どちらもなかったので梅干しにしたわ。
ぬこ
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
のこ
(ショック受けすぎでしょ)
こちらは子供のころのお弁当や出かけた先での食事など
食にまつわる思い出を描いたエッセイよ。
『ことばの食卓』 武田 百合子 (著), 野中 ユリ (イラスト) ちくま文庫
あらすじ
食べ物に関する昔の記憶や、思い出を感性豊かな文章で綴るエッセイ集。
懐かしくてあたたかな「食」の風景を綴る
夫婦の食卓、子どもの頃のお弁当、デパートで食べたオムレツ、サーカスの客席から漂うおでんやうどんの匂い。様々なシーンで登場する食べ物が、人物の行動を彩ります。
著者が子どもの頃に食べた、アルミニュームの弁当箱に入ったご飯。
猫ご飯であれば嬉しくて、鱈子かコロッケがあれば「ああ、嬉しい」と感じている少女の風景は、セピア色の写真を眺めているかのような、静かで穏やかな空気が流れています。
エッセイでありながら、物語のように感じる作品です。
まとめ
直接的な感情表現ではなく、細かく豊かな状況描写により、人物を取り巻く風景、感情、景色まで見えてくるようなエッセイ集です。
リンク
のこ
お弁当箱のフタを開ける時の
ワクワク感を思い出すような
懐かしい気持ちになるわね。
ぬこ
シャケかタラコが
良かったんだよ(*ノω`゚)。シクシク
のこ
(しつこい…)
こんなことも「食の思い出」として
残っていくのかもしれないわね。
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