人の生死と恋ごころはままならぬもので…

ぬこ
ぬこ

おっ まんまことシリーズだな。

今回はどんな騒動が起こるんだ?

のこ
のこ

今回は同心見習いの

吉五郎が大変なことになるの。

ぬこ
ぬこ

真面目の見本帳みたいな

吉五郎になにが起こったんだろう?

のこ
のこ

吉五郎の義父、小十郎も

登場して、結構なおおごとに

なっているようよ。

『ひとめぼれ』  畠中 恵 (著) 文春文庫

あらすじ

江戸の町名主の跡取り息子、麻之助はお気楽を身上としているが、次から次へとやっかいごとが舞い込んでくる。このところ、幼なじみで、同心の養子でもある真面目な男・吉五郎の様子がおかしい。

彼の許嫁である幼い一葉が、どうやらある青年にひとめぼれをしたようで…。

雪見に招かれ、料理屋へ向かう麻之助と清十郎。そこで出会ったのは吉五郎と義父の小十郎、そして何と小十郎の娘、一葉。

雪見というのは表向きであり、店の権利が書かれた沽券が盗まれるという事件のあった料理屋が、犯人を捜してほしい、ということで一行が招かれたのでした。

店に現れたのは春四郎という、顔の美しい若者。自分がこの謎を解く!と張り切っています。

春四郎に話しかけられ、頬を染める一葉を見て、麻之助と清十郎は、吉五郎がおかしくなった原因を知ったのでした。沽券を盗んだ人物とその理由、そして婚約者以外の男性に惚れてしまった娘・一葉をどうするのかという小十郎の決断は。

まとめ

親の決めた道は絶対、という時代ではありますが、気持ちばかりはどうにもならないものです。この出来事の後、吉五郎はどうなっていくのかが気になります。

<こんな人におすすめ>

江戸の町名主や同心などの仕事ぶりに興味がある
「まんまこと」シリーズのファン
畠中 恵 のファン

「まんまこと」シリーズのイラストレビューはこちらからもご覧いただけます。

ぬこ
ぬこ

ありゃま〜 こればかりはなあ。

吉五郎、立ち直れるかな…

のこ
のこ

恋心と人の死はなかなか

思い通りにはいかないものよね。

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