イラストブックレビュー「おおあたり」はちょっぴりほろ苦いものもある 『おおあたり』畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです。貧乏神の金次が太った男からもらった富札が何と百両以上の大当たり。噂を聞きつけた長屋の者が、近所に酒や料理をふるまえ、と言ってくる。おまけに富札が偽物である疑いも出てきて…。 2021.03.04イラストブックレビュー
イラストブックレビューあの時とともにあの人への思いがある 『水曜の朝、午前三時』蓮見圭一 (著)のイラストブックレビューです。脳腫瘍の告知を受け、四十五歳の若さで死んだ翻訳家であり、詩人でもある四条直美。1970年の大阪万博を舞台に、叶わなかった恋とその後の二十数年。恋の痛みと人生の重みを描くラブストーリー。 2021.03.04イラストブックレビュー
イラストブックレビュー先の先まで描く 不思議で緻密な世界 『半分世界』石川 宗生 (著) のイラストブックレビューです。3年前のある夜、会社から帰宅する途中だった30代の男性、吉田大輔氏は、一瞬にして増殖した。その数なんと19329人。その状況の詳細、吉田氏という人物、そして各地の収容場所での暮らしぶりを描く「吉田同名」。 2021.03.04イラストブックレビュー