のこ
こちらは完璧な執事、ジーヴズが
事件を解決していくお話、第2弾よ。
ぬこ
ご主人がちょっと抜けていて、そこを
容赦無く突っ込むのもいいんだよな。
主従逆転みたいで。
のこ
そんなジーヴズも、今回は
意外な一面を見せたりするのよ。
ぬこ
ほうほう、完璧な男の意外な一面とは。
気になるな!!
『ジーヴズの事件簿―大胆不敵の巻』
P.G. ウッドハウス (著)岩永 正勝 (翻訳), 小山 太一 (翻訳) 文春文庫
あらすじ
20世紀初頭のロンドン。気楽に過ごすバーティーのもとに、完璧な執事、ジーヴズが完璧なタイミングで紅茶を運んでくる。
そんな二人のもとに従兄弟たちや親友のビンゴが問題を抱えてやってくる。
ジーヴズの鋭い頭脳が今回も次々と難題を解決。
これでもう何度目か、おまけにどんどん事情が複雑になってくる親友ビンゴの恋愛模様。
演説の長さや、小学校での運動競技への賭け。今回もトラブルが盛りだくさんです、人は好いが頭の回転は少々弱いバーティーはまたまた巻き込まれます。
しかも頼りのジーヴズの機嫌を損ねてしまったから大変です。そんなジーヴズが取った解決策とは。
まとめ
優秀なジーヴズですが、賭け事好きで、長いこと根に持つ一面も。
それがまた人間的な魅力として映る、ユーモアたっぷりの物語。
<こんな人におすすめ>
優秀な執事、ジーヴズの意外な一面を見てみたい
優秀な執事と、ダメ主人のユーモアあふれる話を読みたい
P.G. ウッドハウスのファン
リンク
ぬこ
ジーヴズったら意外と
根に持つタイプ(笑)。
のこ
そんな人間臭いところも
魅力的よね。
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