のこ
こちらはあるピアノコンクールで
火花を散らすコンテスタントたちを
描く物語、第2弾よ。
ぬこ
いよいよ後半戦だな!
見所はどこなんだ?
のこ
課題曲をどう解釈し、そして
どのように弾いて表現するかが
ポイントね。
ぬこ
解釈までもコンテスタントの
能力になるのか〜。
それぞれがどんな風に弾くのか
楽しみだな!
『蜜蜂と遠雷(下)』 恩田 陸 (著) 幻冬舎文庫
あらすじ
芳ヶ江ピアノコンクール2次予選課題曲である「春と修羅」をどのように弾くかが3次審査へ進めるか否かの分かれ道となる。
続く3次予選、本線を勝ち抜き、優勝を手にするのは誰なのか。
コンクールのために作られた現代曲「春と修羅」。
社会人ながらコンクールに参加した明石はこの曲の解釈と表現に自信を持っていました。
しかし、3次審査に進むことは叶わず、勝ち抜いた者たちの演奏を客席から見守ります。
まとめ
ピアノを奏でるピアニストたちは、その指先から世界を創り出し、聴く者たちをそこへ連れていってくれます。
人によってその世界に見えるものに違いはあれど、同じ感覚を、感動を共有できることはとてもすばらしいことです。
天才ピアニストたちが与えてくれる音に身を委ね、包まれる喜びを感じることができる物語です。
<こんな人におすすめ>
『蜜蜂と遠雷(上)』を読んだ
ピアノの音がもたらす世界に浸りたい
恩田 陸のファン
リンク
ぬこ
コンクールの開催中に
こんなにも多くの
人間ドラマが…(இдஇ; )
のこ
その指から世界を生み出し
会場を取り込んでいく。
そんなコンテスタントたちの魅力を
存分に描いた物語ね。
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