2021-05-04

イラストブックレビュー

究極の二択の中で親が息子に望むこととは

『望み』雫井 脩介 (著)のイラストブックレビューです。埼玉で建築設計事務所を営む一登。ある日、息子の規士が帰宅せず、連絡が取れなくなる。警察に相談したが、他にも規士の友人で行方不明の者がおり、死体として発見された者も。規士は事件の加害者なのか、それとも被害者なのか。
イラストブックレビュー

殺したいから、守る。異色の警察小説!

『ファイアガード 新宿警察署特殊事案対策課』 鷹樹 烏介 (著) のイラストブックレビューです。江戸時代、なんども大火事が起こった東京では、明治維新をきっかけにいくつもの「火伏塚」が築かれ、町を火災から守り続けてきた。しかし、オリンピックに向けた建設・改築ラッシュで火伏塚が次々と破壊される事件が発生する。
イラストブックレビュー

自閉症から見える「ことば」の世界

『自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く』のイラストブックレビューです。「自閉症の子は津軽弁を話さない」。臨床発達心理士である妻の一言に、障害児心理を専門とする著者が「方言らしく聞こえない、ということなのでは?」と答えるも「そうではない」と言い争いに。この夫婦喧嘩をきっかけに、著者は「自閉症は方言を話さないのか」ということについて追究していく。