謎多き全寮制の学校で起こる悲劇と隠された真実

のこ
のこ

こちらは全寮制の学校で

起こる殺人事件を描いた

ミステリーよ。生徒達が

犯人を探し、そして学校の

目的を探っていくの。

ぬこ
ぬこ

全寮制の学校かあ。

どれくらいの年齢の生徒が

在籍しているんだ?

のこ
のこ

十歳から十二歳の国籍も

様々な六名の少年少女たちよ。

間食なども厳しく制限されているの。

ぬこ
ぬこ

へえ〜。人数は少ないんだな。

学校はどんな目的で彼らを

集めたんだろう?

『神のロジック 次は誰の番ですか?』

西澤保彦 (著)コスミック文庫

あらすじ

人里離れた全寮制の学校では十歳から十二歳までの少年少女六人が、厳しい制約を受けながら、推理ゲームなどの課題に取り組んでいた。

新しくここへやってきた生徒が行方不明になり、その後次々と殺人事件が発生。

残された生徒たちは犯人を見つけることができるのか。

そして彼らが世界中から集められた理由と、この学校の目的とは。

謎に満ちた学校で起こる事件

同世代の国際色豊かな旧友と英語で会話を交わせるようになり、味が薄く歯ごたえのない食事とスナック菓子の制限に辟易しながらも、学校での生活に慣れてきた十一歳のマモル。

日本語を話せる少女・ステラとも仲良くなり、日々出される推理ゲームなどの課題に取り組みます。

ある日、校長先生から新しい生徒がやってくる、と知らされたのですが、マモルは周囲の生徒たちの様子がおかしいことに気がつきます。

しかも、その生徒が翌日には行方不明に。

マモルたちは推理を重ね、状況を整理しようとしますが、生徒の一人が死体となって発見されます。

そして続けていくつもの殺人事件が発生していくのです。

さらに学校の中にある、不可解な設備。

この学校は何のために存在するのか。

そして殺人事件の犯人とは。

まとめ

生徒たちが共通して感じている不安や不快感、厳しい学校の規制と不可解な大人たちの態度。

彼らはそれぞれに学校について推測を重ねていくのですが…。

ギリギリまで謎を引っ張り、全てが明らかになるラストは衝撃と共に背筋が薄ら寒くなる感もあり。

一気読み必至のミステリーです。

<こんな人におすすめ>

謎に満ちた全寮制の学校を舞台にしたミステリーを読んでみたい
驚愕の結末を迎えるミステリーが好き
西澤保彦のファン

ぬこ
ぬこ

ええ〜〜〜っ

そういうことだったのかΣ(oдΟ;)

読者はもちろん、登場人物も

その事実に驚愕しただろうな!!

のこ
のこ

謎の全寮制学校、連続殺人事件。

興味をひくモチーフにふさわしい

衝撃のラストが圧巻のミステリーね。

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