2022-04-15

イラストブックレビュー

時が満ち十分な風を孕んで新たな船出を迎えるとき

大坂天満に本店を持つ呉服商「五鈴屋」が江戸に店を構えてから十年。藍染の浴衣地が人気の五鈴屋には再び呉服を扱いたいという主従の願いがあった。仲間や協力者の力添えを得ながらも、ライバル店や政府からの思わぬ横槍が。