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イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『本を守ろうとする猫の話』夏川 草介 (著)

夏木林太郎は、色白で無口、少し厚めの眼鏡をかけた、ごく一般的な高校生。古書店を営む祖父との二人暮らしだったが、その祖父が亡くなり叔母に引き取られることに。ある日、店の棚の奥から声が聞こえ、見てみるとそこには一匹のトラネコが現れ林太郎に向かって「お前の力を借りたい」と言った。閉じこめられた本を救うために、林太郎の力が必要だと言うのだが…。
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『倒産続きの彼女』新川 帆立 (著)

倒産の危機に瀕する老舗アパレル会社・ゴーラム商会。この会社に一件の内部通報が入る。勤めた会社全てを倒産に導く経理部の女性社員の身辺調査を行うことになった弁護士の美馬玉子と剣持麗子。そんな中、ゴーラム商会の「首切り部屋」と呼ばれる部屋で死体が発見され…。
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『彼女たちの犯罪』横関 大 (著)

三十四歳の神野由香里は医者である智明と結婚して八年になる。義母や夫に従順な彼女はある日突然失踪し、後に海で遺体となって発見される。また、同じく三十四歳の日村繭美は交際相手が既婚者であることを知り、ショックを受ける。ワケありの女が集まると犯罪が起こる!?予測不能などんでん返し連続のミステリー。
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『屑の結晶』まさきとしか (著)

三十三歳の小野宮楠生は二人の女性を殺害した容疑で逮捕された。「誰を殺そうと俺の自由だろ」と供述し、送検時には満面の笑みでピースサインを出す。彼の弁護をすることになった四十九歳の弁護士、宮原貴子は楠生との接見で違和感を覚える。態度や言動に一貫性がなく、つかみどころのない楠生の本心とは何なのか。
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『おんなの花見 煮売屋お雅 味ばなし』宮本 紀子 (著)

下り酒問屋の大店の内儀であったお雅は、夫と離縁し、京橋南にある水谷町で煮売屋を営んでいる。お雅のもとには気難しい差配が現れたり、常連客の色恋沙汰に巻き込まれたり、なんと元の亭主が店にやってきたりと様々な出来事が起こる。江戸の人情と季節を感じる物語。
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『熱源』川越 宗一 (著)

明治期、樺太で生まれたアイヌのヤヨマネクフ、リトアニアに生まれたブロニスワフ・ピウスツキ。日本人としての生き方を押し付けられたアイヌ人と、故郷の国を乗っ取られ母国語を話すことすら禁じられロシア人にされそうになったポーランド人。文明をたてに、アイデンティティをも揺るがされた二人を突き動かす『熱』とその生き様を描く冒険歴史小説。
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『5人の名医が脳神経を徹底的に研究してわかった究極の疲れない脳』

集中力が続かない、記憶力が低下している気がす。それは脳の疲れが影響しています。身体の疲れは休めば回衣裳しますが、脳の疲れは休んでも治りません。本書ではスーパードクター5人が脳が疲れる原因や仕組み、疲れにくい脳を手に入れるためのマインドセットから食事や生活習慣などをわかりやすく解説。
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『あきない世傳 金と銀(十三) 大海篇』高田 郁 (著)

大坂は天満に本店を構える呉服商の五鈴屋が、江戸の田原町に出店して十五年。一度絶たれた呉服商いに復帰し、身分の高い客を抱えるようにもなったが、これまで気軽に木綿を求めに来ていた客に対して敷居が高くなってしまうのでは、と店主の幸は思い悩む。
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『図書館島』ソフィア・サマター (著)

文字を持たない小さな島で、豊かな農園を営む家で生まれ育った少年、ジェヴィック。ある日父が連れてきた外国人・ルンレを家庭教師に異国の言語を学び、書物に夢中になる。島で採れた胡椒を売るために船に乗ったジェヴィックは不治の病に冒された娘・ジサヴェトと出会ったために彼の運命は大きく動き出す。
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『優等生は探偵に向かない』ホリー・ジャクソン (著)のイラストブックレビューです

高校生のピップは友人のコナーから失踪した兄・ジェイミーを探してほしいと頼まれ、ポッドキャストを使って情報を拡散・収集。操作の進捗状況も配信していく。関係者へのインタビューやSNSなどの情報により、ジェイミーの足取りが少しずつ明らかに。そしてピップが辿り着いた真相とは。