小説・人文

イラストブックレビュー

ゆるやかにはじまる かけがえのないつながり

『ライフ 』小野寺 史宜 (著)のイラストブックレビューです。やりたいことも特に見つからず、コンビニのバイトをしながら、大学時代から住んでいるアパートで一人暮らしをしている幹太。静かな日々を送っていた幹太だが、上の部屋に越してきた男が騒がしい音を立てる。
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武闘派毒舌JCの驚くべき過去とは

『偶然屋 2 ~闇に揺れるツインテール~ 』七尾与史 (著)のイラストブックレビューです。「オフィス油炭」は偶然を演出するプロのオフィス。ある一人の男性から人気映画と同じシチュエーションで、一目惚れした女性と出会いたい、という依頼を受ける。
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女系家族の中で生きる60代男性が歩む第二の人生とは

『女系の教科書』 藤田 宜永 (著)のイラストブックレビューです。出版社役員を辞め、現在はカルチャーセンターで文芸講座の講師を務めている森川崇徳、62歳。ゆったりとしたリタイア生活を送るはずが、講座の女性生徒にふり回され、母親の介護、さらに娘たちの行動や言動にも翻弄される。
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三千円の使い方で人生が変わる?かも。

『三千円の使いかた』原田ひ香 (著) のイラストブックレビューです。大学を卒業し、就職して念願の一人暮らしをはじめた美帆。美帆の五つ上の姉であり、専業主婦の真帆。美帆と真帆の母であり、がんの手術をし退院した智子。夫の死後、一人暮らしをしている祖母の琴子。彼女たちは迎えるピンチにどのようにお金を使うのか。
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ここでは生きられない ここでしか生きていけない

『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』町田 そのこ (著)のイラストブックレビューです。思いがけないきっかけでよみがえる一生に一度の恋、生まれ変わる同級生の様子を見守るひととき、救いようのない状況で求める変わらぬ思い。水の中で漂い、停滞し、もがく男女の苦しさとせつなさを描く5編の短編集。
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大学の腐敗人事と男女の愛憎劇が複雑に絡む

『葦の浮船 新装版』松本 清張 (著) のイラストブックレビューです。大学の助教授を務める小関はこれといった業績もなく、見た目も野暮ったい。一方、同僚の折戸は秀才型で著書も何冊も出しているし、スマートな容貌で女性からも人気がある。折戸は知り合った人妻と不倫関係になり、さらに小関が好感を持つ知り合いの女性にまで手を出そうとするのだが。
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働くみんなの「あるある」満載!「超」共感物語

『店長がバカすぎて』 早見和真 (著) のイラストブックレビューです。吉祥寺の武蔵野書店で働く谷原京子、二十八歳。多忙でありながら薄給にあえぐ契約社員である。店長である山本猛が全く使えず、いつもピンとのずれた発言と行動で京子を苛立たせる。毎日「マジで辞めてやる!」と思う京子だが…。
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ままならない人生にそっと寄り添う月の光

『月まで三キロ』 伊与原新 (著)のイラストブックレビューです。広告代理店を辞め、独立するも、経営が悪化し立ちゆかなくなる。妻とは離婚し、手元に残ったのは借金だけ。死に場所を求めて乗ったタクシーは、ある場所へと向かった(「月まで三キロ」)ほか、ままならない人生にやさしく寄り添う自然と人間たちとを描く、六つの短編集。
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血脈のように広がる物流を止められた東京を襲う悲劇

『東京ホロウアウト』 福田 和代 (著)のイラストブックレビューです。コロナ禍であり、オリンピックの開催が間近に迫った東京で、配送トラックの荷物に青酸ガス入りの荷物が積まれるテロ事件が次々と起こる。さらに鉄道爆破、高速トンネルでの火災も発生し、交通が麻痺状態に。この危機を救うために立ち上がったのは長距離トラックドライバーたちだった。
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流星のように光り胸に染みこんでいく音楽と言葉たち

『流星シネマ』  吉田 篤弘 (著) のイラストブックレビューです。崖の下にあるこの町には鯨塚がある。その昔、この町にクジラが迷い込んできたことがあるらしい。太郎はこの町の「流星新聞」を発行する手伝いをしている。個性的な住人たちが織りなす、豊かで滋味深い人間模様を描く。