朝井 まかて

イラストブックレビュー

大奥最後に残ったのは女たちの矜持

『残り者』朝井 まかて (著) のイラストブックレビューです。幕末、徳川家に江戸城の明け渡しが命じられる。女中たちが我先にと脱出しようとする中、大奥にとどまった「残り者」がいた。彼女たち五人の、それぞれの目的と思惑とは。音を立てて歴史が動いていく瞬間に立ち会った女性たちの矜持を描く。
イラストブックレビュー

日本と日本人における「天皇」の存在とは

『落陽』 朝井 まかて (著) のイラストブックレビューです。明治天皇崩御直後、渋沢栄一ら東京の財界人たちは神宮造営を計画。一方で帝国大学農科大学の本郷は「東京に神宮林にふさわしい森を造るのは不可能」と反論。東都タイムスの記者、瀬尾亮一は同僚と取材するうちに「明治天皇」という存在について思いを巡らせていく。
イラストブックレビュー

人の「老い様」に学ぶ己の生き方とその道筋

『銀の猫』朝井 まかて (著) のイラストブックレビューです。江戸で「介抱人」を勤める二十五歳の咲。老人たちの身の回りを世話しているうちに様々な生き方や家庭の事情、それぞれが抱く老いへの思いに触れ、自身の生き方を振り返る。「老い」について考えさせられる、感動の物語。