すみれ荘ファミリア

イラストブックレビュー

どこか違和感のある愛のカタチ

『すみれ荘ファミリア』 凪良 ゆう (著) のイラストブックレビューです。食事付きの下宿、すみれ荘の管理人を務める一悟は、妻を事故で亡くし、娘は妻の両親が育てている。すみれ荘の入居者たちとは気心が知れており、穏やかな日々を送っていた。そこに新しい入居者、芥が加わる。彼は幼いころに生き別れた弟のようだが、正体を明かそうとはしない。