イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『テスカトリポカ』佐藤 究 (著) メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロは敵対組織の攻撃を受け、ジャカルタへ逃亡し身を潜めていた。そこで日本人の臓器ブローカーと知り合い、日本に渡り新たなビジネスを開始。一方、川崎で生まれ育った少年、コシモはバルミロにその力を見出され、彼らのビジネスをめぐる犯罪に巻き込まれていく。 2024.10.11イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『黒牢城』米澤 穂信 (著) 日の出の勢いの織田信長に叛旗を翻した男、伊丹郷の有岡城城主、荒木摂津守村重。その村重を説得しようとやってきたのは良将、黒田官兵衛。村重は官兵衛の言葉を受け入れず、彼を捕らえ地下の土牢へつなぐ。城内で起こるいくつもの事件の真相を、村重は地下牢の官兵衛に問うのだが…。 2024.09.13イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続』宮部 みゆき (著) 江戸は神田の三島屋は人を招き、いっぷう変わった百物語をしている。聞き手である富次郎は、従妹おちかがお産を控えていることもあり、しばらく百物語を休むことに。そんな富次郎のもとへとやってきた豊かそうな身なりをした老夫婦が語ったたのは、かつて村人たちを襲った「ひとでなし」という化け物の話だった。 2024.08.30イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『オオルリ流星群』伊与原 新 (著) 父の薬局を継いだ久志。店の売り上げは右肩下がりで手を打たねばと思うが気力が湧いてこない。そんな折、天文学者になった高校時代の同級生・彗子が帰郷したとの知らせを耳にする。地元の地に手作りの天文台を立てるという彗子の計画に、高校の文化祭でともにタペストリーを作ったメンバーが集まった。 2024.08.28イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『民王 シベリアの陰謀』池井戸 潤 (著) 第二次内閣発足の最大の目玉、「マドンナ」こと高西麗子環境大臣が新種のウイルスに感染した。その感染源はシベリアであるといいう情報が。加速する感染と陰謀説に日本は大混乱。国家を揺るがす未曾有の危機に、総理大臣・武藤泰山はバカ息子の翔、秘書の貝原とともに立ち向かう。 2024.08.09イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『ネコシェフと海辺のお店』標野 凪 (著) 仕事、恋愛、子育てなど悩みを抱えた人の前にふいにあらわれるのは、海辺にぽつんと建つ小屋。ここでは料理上手な猫シェフが、悩む彼らにとっておきの料理を振る舞う。豊かな海の幸を使った料理とシェフの言葉に客たちはいつしいか心がほぐれ、自分だけの道を見出していく。 2024.05.20イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『俺と師匠とブルーボーイとストリッパー』桜木 紫乃 (著) キャバレーで雑用係をしている二十歳の章介は母が置いていった父の骨壷と共に過ごしていた。ひょんなことからマジシャン、歌手、ダンサーというメンバーたちと1か月の間、同居することに。彼らとの賑やかな日々は、章介に寂しいという感情や家族の温もりを教えてくれる。 2024.04.10イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『おしどり長屋 おんな大工お峰 お江戸普請繁盛記』泉 ゆたか (著) 神田横大工町で采配屋の与吉の許に居候しつつ、普請の仕事をしているお峰、与吉と妻のお芳、夫を亡くして幼い花を連れて実家へ戻ってきたお綾たちと賑やかに暮らしている。ある日、青白い肌で気弱そうな男、助左衛門がやってきた。干鰯問屋の三代目だという助左衛門は江戸出店に備え、しばらく与吉が面倒を見ることに。また、お峰は大工の文太から普請の依頼を受ける。身重の女房のために暮らしやすい家にしてほしいと言うのだが…。 2024.02.14イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『約束の森』沢木 冬吾 (著) 殺人事件で妻を亡くし警視庁公安部を退職した奥野侑也。ある日、元上司を通じ侑也に潜入捜査の依頼が入る。辺鄙な場所に建つモーターモーテルの従業員として働き、見知らぬ男女と暮らし、偽の家族を演じるというもの。侑也が現地に到着すると、そこには男女のほかに一匹の傷ついた番犬がいた。闇に潜む影の組織、そして警察の思惑。侑也は再び大切なものをまもるために、そして自分自身のために立ち向かっていく。 2024.01.17イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『猫目荘のまかないごはん』伽古屋 圭市 (著) 二十九歳のフリーター、降矢伊緒は友人の紹介で阿佐ヶ谷の年季の入った木造二階建の下宿屋『猫目荘』で暮らすことに。近隣と比べ手の届きやすい家賃、そして大家が作る料理が朝夕二回提供されることが決め手となった。東京に来て五年になる伊緒は、婚活も就職もなかなかうまくいかない。そんな伊緒は猫目荘の個性的な自由民たちと交流し、共にごはんを食べるうち、自分自信を見つめ直し、その考え方と行動に変化が訪れる。 2023.12.13イラストブックレビュー