角川文庫

イラストブックレビュー

元敏腕報道マンが追うのは怪奇現象!?

『チャンネルファンタズモ』加藤 実秋 (著)のイラストブックレビューです。メジャーキー局報道部のディレクターとして活躍した深見百太郎はトラブルに巻き込まれ退社。新たに就職したのはオカルト番組専門放送局、チャンネルファンタズモだった。
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厳しいけれど頑張っただけ成果が得られる場所

『外資のオキテ』泉 ハナ (著)のイラストブックレビューです。会社を辞めてアメリカへ行き、一年間の語学留学を決行した。日本へ戻り、外資系の会社で働くべく転職活動を行う。派遣として様々な会社で、いろんなタイプの人間と出会い、仕事をこなしていく。
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猫の推理の実力はいかに…?

『猫には推理がよく似合う』深木 章子 (著) のイラストブックレビューです。田沼清吉法律事務所では、飼われている猫「スコティ」はおしゃべりをする。事務員の花織はこのスコティに、推理合戦を仕掛けられる。
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少年と生徒たちの思いが重なり起こる悲劇

『ゴーストハント4 死霊遊戯 』小野 不由美 (著) のイラストブックレビューです。緑陵高校で次々と起こる怪奇現象の調査に向かう麻衣とナルたち。高圧的な態度を取る教師・松山の存在などにより調査は難航する。おまけに怪奇現象はますますエスカレートしていき…。
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神の領域に踏み込んだ人間たちの新世界

『新世界』柳 広司 (著)のイラストブックレビューです。原爆を研究開発する特殊なこの場所で、一人の男の撲殺死体が発見された。研究所の所長のオッペンハイマーは、友人の科学者イザドア・ラビに調査を依頼する。ラビがたどりついた先に見たものとは。
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巨大企業の闇は政治家に握りつぶされるのか

『犯罪者 下』太田 愛 (著) のイラストブックレビューです。深大寺駅前で白昼に起きた通り魔事件。刑事の相馬、その友人の遣水、そして事件のたった一人の生き残りである修司の三人は、何者かに命を狙われながらも事件の真相を追う。
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何かが「いる」、何かが「ある」ところに住むということ

『営繕かるかや怪異譚』小野 不由美 (著)のイラストブックレビューです。古い町家で暮らしはじめた洋子。使われていない奥座敷の襖が、何度閉めても開いている。人ではない「何か」を助けてくれるのは「営繕かるかや」の尾端という男なのだが。
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白昼の通り魔事件の背後に潜むものとは

『犯罪者 上』太田 愛 (著) のイラストブックレビューです。三月二十五日、午後二時過ぎ。深大寺駅前で通り魔事件が発生。四人は死亡し、たった一人生き残った青年・修司は再び何者かに命を狙われる。刑事・相馬に助けられた修司は、相馬の知人・遣水とともに事件の真相を追う。
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幸福も絶望も失い、忘れ、流され、行きつく先とは

『みんないってしまう』山本 文緒 (著) のイラストブックレビューです。いつまでも続くと思っていた日常は、みんな過去となり、止まることなく流れていく。様々な喪失を体験し、乗り越え、たどり着いたものを描く12の短編集。
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胡桃たちが迎える新しい季節

『黒猫王子の喫茶店 日日是猫日』高橋 由太 (著)のイラストブックレビューです。川越の喫茶店「くろき」の副店長・胡桃は、喫茶店で働きながら、家具会社の広報室でアルバイトもしている。会社が手がけることとなったカフェ経営が失敗すれば胡桃はクビに!?