のこ
裏の世界に詳しかったりする?
ぬこ
いやあ 俺は生粋の箱入りだからな。
育ちの良さが滲み出ちゃって。
のこ
…。
こちらは「麻雀放浪記」の作者が生きてきた
人生を綴るエッセイよ。裏を見てきた人の
言葉は重みがあるわね。
ぬこ
世の中の裏側とは!!
どんな世界なのか興味があるぜ!
『うらおもて人生録 』 色川 武大 (著) 新潮文庫
あらすじ
優等生がひた走る本線のコースばかりが人生じゃ無い。ひとつ、どこか、生きるうえで不便な、生きにくい部分を守り育てていくことも大切なんだ。「麻雀放浪記」の作者でもあり、様々な修羅場をくぐってきた著者が語る生き方論とは。
波乱万丈な人生から身についた考え方や行動
不良と言われ、無期停学となった少年時代。博打で生きていくと決めた10代後半から20代前半。社会人としてやっていこうと思い直した23歳頃。戦中、戦後の時代を経て、著者が気づき、身につけた、生きるうえでの考え方や行動を、体験を交えて語ります。
まとめ
表街道ばかりでない、裏の世界に身を置いたからこその人生観は、親や学校では教えてくれない真実が詰まっていて説得力があります。その道を成した大人から、説教くさくないアドバイスをもらえる、そんな一冊です。
<こんな人におすすめ>
将来に不安を感じている20~30代
今の世の中、子供にどう生き方を教えていいか悩んでいる親
負けの多い人生だよなあと思っている40代以上
『麻雀放浪記』の映画は1984年でした。うおお 俳優さんたちが若い!!
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ぬこ
猪突猛進のようにも思えるが
結構思慮深いところもあるんだな。
のこ
無茶したりがむしゃらに突っ走ったりも
しているけれど、今の時代だからこそ
そうした「勢い」も必要なのかもしれないわね。
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