こちらは会社勤めを
いかに武器にしていくのか
ということを解説する一冊よ。
会社で働いているだけで
武器になるのか?どういうこと?
会社にいながら
「もう一人の自分」を育てて
いくことで会社を離れたとしても
主体性を持って生きていけるの。
なるほどね。
じゃあ具体的にどういう考え方とか
行動をしたらいいのか見てみよう!
『会社に使われる人 会社を使う人』 楠木 新 (著) 角川新書
概要
人生百年時代を最後までイキイキと過ごすことができますか?それまで会社を主体として生きてきた人間が定年を迎え、会社という枠組みから外れた時に、どのように生きていくのか。
決して短くはない定年後から死を迎える間、充実した人生を送ることができるのか。
それは会社を使って「もう1人の自分」をいかに作るかどうかが鍵になる。
「LIFE SHIFT」が話題となりましたが、その実践については日本社会では難しい部分があります。それはキャリア中心である欧米型に対し、組織中心とする企業が多い日本型の企業の本質の違いのためです。
著者は生命保険会社に入社、途中うつ病のための休職期間を経て、定年まで勤めあげ、現在は執筆活動などを行なっています。
自身の経験を交えながら、会社員であるときに「もう1人の自分」を作っていくことの大切さ、会社にぶら下がるのではなく主体性を持って働くこと、キャリアチェンジの実例などを分析、解説します。
まとめ
会社にいながら「もう1人の自分」を作ることで視野が広がり、生き方の選択肢が広がっていきます。充実した人生百年時代の土壌をつくるために、会社は最も適した場所であると言えるのです。
<こんな人におすすめ>
今の時代だからこその会社にいることのメリットを知りたい
自分の資源となる働き方とは何なのか興味がある
楠木 新のファン
確かに、会社一箇所だけが
支えだと、それがなくなったときに
大変だよな。
だからもう一人の自分を育てる
ことが大切よね。そこを意識して
主体性に動くことで、会社の
仕事の成果にもつながっていくわ。
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