のこ
こちらはサイコパス研究者と
共感覚の持ち主が、サイコパスによる
連続殺人事件に挑む物語よ。
ぬこ
共感覚ってなんだ?
のこ
通常とは異なる感覚を持つことね。
文字に色を感じたり、音に色を感じたり。
こちらは人間の本質をける能力を
持っているようなの。
ぬこ
へえ〜 サイコパスかどうかも
わかるっていうことか!
おもしろそうだな。
『天才月澪彩葉の精神病質学(サイコパス)研究ノート』
玄武 聡一郎 (著) アルファポリス文庫
あらすじ
サイコパスの研究をしている大学院生・月澪彩葉は、サイコパスの思考が理解できるため、警察の事件捜査にも協力していた。
自分の理解できないサイコパスに会いたいと願う彼女の周囲で、サイコパスによる連続殺人事件が発生。
事件解決の鍵を握るのは、サイコパスを見分けられる「共感覚」を持つ大学1年生、北條正人だった。
人がまとう本質のようなものが見える「共感覚」の持ち主、北條正人は彩葉の研究に協力するバイトをはじめます。
そこで彼が見たものは、かわいいと思っていた同級生がほんの一瞬見せたその本質。そして彼女は「私を見ないで」と言い…。
まとめ
サイコパスといっても様々なタイプがあり、その性質ゆえに利用されたり苦しむこともあるのです。
サイコパスという存在について新たな認識を与えてくれる物語。
<こんな人におすすめ>
サイコパスによる犯罪物語を読みたい
共感覚の人間から見えるサイコパスの様子に興味がある
美人(変人)研究者と連続殺人鬼の対決を読んでみたい
リンク
ぬこ
サイコパスや共感覚と一口に言っても
多種多様なんだなあ。
のこ
サイコパスの新たな一面を
見せてくれる物語ね。
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