のこ
こちらはペンギンのいる
油盥線、海狭間駅の「なくしもの係」を
描くお話、第2弾よ。
ぬこ
第2弾か!
駅や電車にペンギンがいるって
かわいいよなあ〜。
のこ
ところが今回、そのペンギンの
姿が見えなくなってしまうの。
ぬこ
えっ そりゃ大変だ!!
すぐに探しにいかなくちゃ!!
『ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ』 名取 佐和子 (著) 幻冬舎文庫
あらすじ
油盥線、海狭間駅の遺失物保管所、通称「なくしもの係」の担当、守保は、世話をしているペンギンが行方不明になり、戸惑っていた。
そんな状況の中でも、なくしものをした人たちが次々とやってくる。
ペンギンとなくしたものをさがすうちに、大切なものを見つける人々の姿を描く、心あたたまる物語。
ペンギンが電車に乗って散歩するペンギン鉄道こと油盥線の海狭間駅には、遺失物保管所があります。
ペンギンのお世話もする担当の守保は、ペンギンの姿が見えなくなり困っていました。
そこへ、両親の離婚届をなくした高校生姉弟や、手品の道具を忘れたモヒカン頭の男性など、様々な人たちが守保のもとに訪れます。
まとめ
テーマは「きょうだい」。
時には疎ましく感じることもあるけれど、きょうだいだからこそ、その絆は強く、あたたかいのです。
やさしい気持ちになれる物語です。
<こんな人におすすめ>
心が温かくなるような話を読みたい
兄弟の絆を描いた話に興味がある
名取 佐和子のファン
リンク
ぬこ
無事に見つかってよかったなあ〜
のこ
心の中のなくしものも見つけることが
できたのかもしれないわね。
あたたかい気持ちになれる物語よ。
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。