のこ
こちらは肖像画家の不思議な
体験を描く物語、文庫本で
全4巻のうちの第1巻よ。
ぬこ
わ〜 村上春樹だ〜
春樹〜〜(≧∀≦)♪
のこ
…。
妻から離婚を切り出され、
友人の親が住んでいた山荘で
過ごしているときに不思議な
出来事が起こるの。
ぬこ
ほほ〜う。どんな謎が起こるのかな??
『騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上)』 村上 春樹 (著) 新潮文庫
あらすじ
六年間を共に暮らした妻から別れを切り出された三十六歳の肖像画家は、家を出て放浪の旅へ。
やがて友人の父親が住んでいた小田原の山荘へ住むことに。
夜中に聞こえてくる鈴の音、肖像画を依頼してきた正体不明の人物。
謎めいた出来事が次から次へと彼のもとに起こる。
まとめ
高名な画家である友人の父親が、アトリエを兼ねて暮らしていた家に住むことになった「私」は、屋根裏部屋で一枚の絵を見つけます。
それは家主が描いた「騎士団長殺し」というタイトルの不思議な絵でした。
絵は描かないという「私」に、どうしても肖像画を描いてほしい、と依頼する白髪頭の正体不明の男性や、夜中に聞こえてくる鈴の音。
これからの展開を期待させるような謎があちこちに散りばめられています。
絵描きの画家のとらえ方や描き方も興味深い物語。
<こんな人におすすめ>
肖像画家がモデルに潜む本質を取り出す様子に興味がある
メタファーに満ちた不思議な物語を読みたい
村上 春樹のファン
リンク
ぬこ
へえ〜 絵描きってこんなふうに
人物を捉えているんだな。
のこ
十分に謎が散りばめられた
プロローグってところね。
次からの展開が楽しみよね。
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