のこ
こちらはある古書との出会いによって
奇妙な世界へと導かれていくという
お話よ。
ぬこ
古本て確かに何かが
潜んでいてもおかしくなさそうだもんな。
のこ
ある病院案内が書かれた
本を手に入れた男性は、本をもとに
その病院の模型を作るのだけど…
ぬこ
その模型に何かが起こるんだな!?
き、気になる〜(;゚Д゚)
『奇譚を売る店』 芦辺 拓 (著) 光文社文庫
あらすじ
「また買ってしまった」。古書店を見かけるとつい中に入っては本を手にしてしまう「私」。
その古書との出会いによって「私」は奇妙な世界へと導かれていく。
幻想怪奇な魅力に満ちた全六編の連作短編集。
「帝都脳病院案内」と題された小冊子を手に入れた「私」は、ホームセンターなどで材料を仕入れ、その病院の模型を作ります。
するとその中に人影のようなものが見えて…。
またあるときは懐かしい月刊少年漫画を買い、かつて読んでいた少年探偵もののラストが掲載された号が見つけられず探していたのですが…。
小説家である「私」が趣味と実益を兼ねて、古書店で本を手に入れた時、本にまつわる奇妙で恐ろしい世界へと巻き込まれていきます。
まとめ
一期一会の本との出会い。
その未知との遭遇は、怖ろしくてもやめられない麻薬のような魅力を感じるものなのかもしれません。
運命の一冊に、あなたの運命が巻き込まれないようご注意を。
<こんな人におすすめ>
古書店めぐりが好きだ
運命的な本との出会いから奇妙な世界に巻き込まれる話を読んでみたい
芦辺 拓 のファン
リンク
ぬこ
わあ〜 連れていかれる〜ヽ(´Д`;)ノアゥア…
のこ
世の中にはこんな「運命の一冊」が
存在するのかもしれないわね。
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