こちらはガリレオシリーズ第四弾よ。
元夫を殺害した母娘を助ける人物が
ガリレオこと湯川の親友だったのよ。
えっ 親友??
じゃあ湯川どうするんだろう?
最初は警察への協力を拒むの。
そして個人的に天才数学者とも言われた
その友人と会い、会話をするのだけど…。
ううむ。天才数学者!!
罪の隠蔽はなんなくできそうな
気もするな。湯川はそれを見抜けるのか。
『容疑者Xの献身』東野 圭吾 (著)文春文庫
あらすじ
天才数学者と言われながら大学に残ることなく高校の数学講師の道を選んだ石神。
隣の部屋に娘と二人で暮らし、昼は弁当屋で働く康子に密かに思いを寄せていた。
ある夜、彼女達が前夫を殺したことを知った石神は、二人のために完全犯罪を計画・実行する。
天才数学者の作り出した謎に挑んだのは、ライバルであり良き友であった物理学者・湯川だった。
天才数学者が作り出した謎とは
突然やってきた前夫を衝動的に殺してしまった康子と中学生の娘・美里。
ぼうぜんと立ちすくんでいたその時、ドアホンが鳴ります。
大きな音がしたので何かあったのかと心配で、と話すのは隣に住む数学教師の石神。
何とかごまかし帰ってもらうと、今度はまた石神から電話がかかってきます。
そして警察に届けるつもりがないのであれば手伝えることがある。
女性だけで死体の始末をするのは無理だ、とも。
康子は自首することも考えましたが、美里が反対。
石神の協力をあおぐことに。
やがて、旧江戸川の堤防で身元不明の死体が発見されます。
ほどなく康子の前夫であることが判明し、聞き取りに来た警察に対し、石神から言われたとおりに取った行動を答える康子ですが…。
まとめ
湯川が一目置く天才数学者・石神。
彼のトリックや犯罪動機が明らかになるにつれ、湯川の苦悩は大きくなっていきます。
その犯罪トリックに驚き、その犯行の奥にあるその想いに言葉を失うミステリーです。
<こんな人におすすめ>
天才物理学者と天才数学者の対決を描いたミステリに興味がある
ガリレオシリーズのファン
東野 圭吾のファン
映画では、天才数学者・石神役の堤真一さんの演技が絶賛されていました。
なんてこったあああ〜〜〜
石神いいいぃぃ〜〜・゜・(つД`)・゜・
天才頭脳の対決の裏には
深い愛の物語が存在していたのね。
『ガリレオ』シリーズのイラストブックレビューはこちらからもご覧いただけます。
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