2022-09

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『純喫茶パオーン 』椰月 美智子 (著)

「純喫茶パオーン」は、ドリンク担当のおじいちゃんと、料理担当のおばあちゃんの二人でやっている喫茶店。孫の「ぼく」がお店を手伝ったり、おじいちゃんの特製ドリンクやおばあちゃんの最高のナポリタンを堪能しながら、お客さんたちとの出会いや、不思議な事件を描く。
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『ふたりの道 小間もの丸藤看板姉妹(五) 』宮本 紀子 (著)

江戸は日本橋伊勢町にある小間物商の丸藤。手代の吉蔵が実家の味噌屋を継ぐため、丸藤から去ることになった。吉藏は里久へ商人としての知識、自覚、そして覚悟を教えこむ。そして妹・桃の嫁入りや里久の縁談など、看板娘たちの明日への道が見えてくる「小間もの丸藤看板姉妹」シリーズ完結篇。
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『リセット』五十嵐貴久 (著)

一軒家に四人家族で住む升元家に一人の少女がやってきた。どこか陰のある十六歳の美少女、結花に、高校一年の次男、晃は一目惚れ。しかし、彼女が来てからというもの、学校や関係者の間で不審死が起こり、不穏な空気はやがて升元家にも漂い出して…。
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『独り舞』李 琴峰 (著)

台湾の田舎ではあるがごく普通の家庭で生まれ育った迎梅。小学生の頃、初恋の女の子が亡くなり、死への想いが胸にとりまくようになった迎梅はレズビアンとしての疎外感にも苛まれていた。高校時代の淡い恋や癒えることのない傷。日本へ渡り、名を変え、別人として生きようとする彼女を苦しめ続けるものとは。
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『一橋桐子(76)の犯罪日記』原田ひ香(著)

パートをしながら一人で両親の介護をしてきた76歳の桐子。両親を看取り収入は年金とパートの清掃のみ。孤独死にでもなれば周囲に迷惑がかかる。そんなある日、高齢受刑者が刑務所で介護されている姿をテレビで目にした桐子。これだ!と感じた桐子は刑務所に入ることのできる犯罪を模索する。
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『たまさか人形堂それから』津原 泰水 (著)

自分の作る人形にはオリジナリティがない。スランプに陥る若き職人・冨永をなぐさめようとするたまさか人形堂の店主・澪。しかし「人形を作らない澪さんには、作り手にのしかかる重圧は、永久にわからない」と冨永に言われてしまう。
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『マジカルグランマ』柚木 麻子 (著)

元女優で75歳の正子は、夫と家庭内別居状態。離婚資金を貯めるために参加したCMのオーディションに見事合格し、仕事も入りはじめる。しかし、その流れを止めるような出来事が起こり、また困窮する生活が…。映画監督を目指している若い娘、杏奈や近所の住民らとともに、正子は人生の逆転をはかるが…。
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『最果てアーケード』 小川洋子 (著)

狭い通路のほんの数十メートル先は行き止まり。その通路沿いに数件の店が並ぶ、世界で一番小さなアーケード。それぞれの店が取り扱うのは使い古しのレース、義眼など、一体誰が何のために買うのか?と思うような品たち。店を必要とする客がやってくるのをひっそりと待ち続けている。
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『1984』ジョージ・オーウェル (著)

街のあちこちに巨大な顔だけが印刷されたポスターが貼ってある。絵の下には「ビッグ・ブラザーが見ている」と書かれたコピーが。党があらゆる行動や言動を監視する近未来の世界で、ウィンストンは過去を捏造する仕事に従事していた。自分の記憶を確かなものにするために日記をつけはじめたウィンストンが迎えた未来とは。
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『マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~ 』前田 安正 (著)

メールや手紙、企画書、稟議書、報告書。日常の中で文章を書く機会は思いのほかたくさんあります。伝えたいことが伝わる文章を書くことは難しい…。そんな風に感じている方に向けて、本書では文章の基礎から、物事を客観的に捉えてストーリを練り上げる実践的な方法までを、ていねいに解説。