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イラストブックレビュー

誰にでも与えられる「とき」という名の薬

『ときぐすり 』畠中 恵 (著) のイラストブックレビューです。町名主の跡取り息子である麻之助は、女房を亡くしてからも仕事が舞い込んでくる忙しい日々を送っていた。眠れる薬の謎、雲隠れしてしまった清十郎、挙動不審な吉五郎…。麻之助は今日も江戸の町を駆け回る。
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その恐怖は自分が作り出したものなのだ

『×ゲーム』山田 悠介 (著)のイラストブックレビューです。担任だった先生が何者かに殺害され、遺体の胸には大きく「✖️」印が刻まれていた。犯人は、小学生の頃みんなでいじめていた蕪木毬子。彼女が復讐を行う理由とは。
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アツい書店員がいる限り 本屋さんは存在し続ける

『書店ガール7 旅立ち』碧野 圭 (著)のイラストブックレビューです。仙台の歴史ある書店の閉店騒動の渦中にいる理子、そして再び書店で働きはじめる亜紀。それぞれの「書店ガール」たちが、情熱を持って本に関わる仕事へ取り組む物語。
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愛する女性が抱えていた衝撃的な過去とは

『ブルックリンの少女』ギヨーム ミュッソ (著)のイラストブックレビューです。人気小説家、ラファエルの婚約者であるアンナが失踪した。友人の元警部、マルクとともにアンナの行方を捜すうちに過去に起きた不審な事件や事故が浮かび上がってきた。
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「今までの自分」から離れることで新しい成功を手に入れる

『うまくいったやり方から捨てなさい 』椎原 崇 (著)のイラストブックレビューです。今まで楽しんでやっていたことが、何だか楽しくない。そんな時は迷わず今までうまくいっていたやり方を手放すこと。新しい自分を手に入れるための捨て方、受け取り方を解説。
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「復讐」によって何が得られ、そして失われるのか

『ジャッジメント』小林 由香 (著)のイラストブックレビューです。20✖️✖️年、凶悪な犯罪が増加し続ける日本で、新しい法律「復讐法」が生まれた。犯罪者によって家族や恋人を失った者たちは、同じことを犯罪者に対して行い、命を奪うことで、果たして救われるのか。
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理解できない部分もあるけど、いるだけで安心する。それが家族ってヤツなのかも。

『家族シアター』辻村 深月 (著) のイラストブックレビューです。真面目な姉をイケてないと感じている妹、姉はバンドの追っかけ、弟はアイドルおたくと趣味で反発し合う姉弟、息子とうまく話ができない父。時にうっとうしくて、やっぱり大切な「家族」の存在を描いた7編の短編集。
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死の淵から戻ってきたら、人生をやり直せるのか

『希望病棟』垣谷 美雨 (著)のイラストブックレビューです。二十九歳の女医、黒田摩周湖は、中庭で拾った聴診器を使うと患者の「心の声」が聞こえてきた。この聴診器を使うことで、自分の担当する末期癌患者の生い立ちや現況、そしてその思いを聞いた摩周湖だが…。
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若者を食い物にする奴らを許すな!

『西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII』石田 衣良 (著) のイラストブックレビューです。池袋の雑居ビルの屋上から、一人の若者が身を投げ、自殺を図った。彼は急成長している飲食チェーン店の従業員。彼は一命をとりとめたが、次の犠牲者が発生する。
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昭和の名探偵が挑む 密室ミステリ集

『神津恭介、密室に挑む―神津恭介傑作セレクション〈1〉』高木 彬光 (著)のイラストブックレビューです。名探偵、神津恭介が密室の謎に挑む。鍵のかかった部屋の外に残された犯人の足跡、四次元からの殺人を予告する男。難解な謎を見事に解き明かす六つの短編を収録。