イラストブックレビュー

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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『銀座「四宝堂」文房具店』上田 健次 (著)

銀座の一角に佇む老舗の文房具店・四宝堂。三十代半ばの青年・宝田硯が一人で切り盛りするこの店には様々な思いを抱えた客がやってくる。思い出の文房具や店主の言葉で客たちの心がやわらかくほぐれていく。大切なものを思い出させてくれる、胸があたたかくなる物語。
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『マーダー・ミステリ・ブッククラブ』C・A・ラーマー (著)

ミステリ好き、なかでもクリスティの大ファンである雑誌編集者のアリシアはミステリ好きの読書会を作る。アリシアとリネットの姉妹を加え7名でスタートした「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」。ところが、第二回目の読書会で一人のメンバーが無断欠席。家にも帰っておらず事件に巻き込まれた可能性も。読書会メンバーは会合を重ねながらその行方を捜そうとするが、新たな事件が発生する。
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『葬式組曲』天祢 涼 (著)

北条葬儀社は二十代の女社長、北条紫苑をはじめとした個性的な四人で切り盛りする小さな葬儀会社。遺族から高い評価を受けているが、いくつもの変わった葬儀の相談が舞い込む。次男を喪主に、火葬はダメ、火葬場で消えた遺体など、葬式に関する様々な謎に、クセの強い社員たちが挑む。
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『11文字の檻: 青崎有吾短編集成』青崎 有吾 (著)

平成十七年(二〇〇五年)四月二十五日に起こったJR福知山線脱線事故を題材にしいた人間ドラマ「加速してゆく」、奇妙な刑務所に閉じ込められた者たちが脱出のためのパスワードを探り続ける「11文字の檻」など、人気コミックのトリビュート作品からショートショートまでバラエティ豊かな8編を収めた短編集。
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『短編旅館』集英社文庫編集部 (著)

一人で、あるいは家族で過ごす旅館でのひとときは、忘れていた大切なことを思い出したり、自分と向き合ったり、新たな発見をしたりと、様々なものに出会う時間でもあります。日本各地の旅館を舞台に描かれる五つの人間模様が胸を打つ。
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『吾輩こそ猫である』チェ・ジニョン (著)

『充電中と言ってはスマホを1日中眺めている。人間はエネルギー効率が悪すぎる。』『旅に出ようと思いついたのはいいけれど準備の段階で疲れてしまった。』猫の目線で眺めてみれば、人間ってあれこれ悩んであちこち動き回って浮かれたり落ちこんだり、いったい何をやっているの?と感じているのかも。そんな人間の不思議な言動や行動を、韓国で人気のイラストエッセイストが綴ります。
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『ここだけのお金の使いかた』アミの会 (編集)

物価は上昇するけど給料は上がらない。そんな時代だからこそ、何にいくらお金を使うかは人生の重要事項になってくる。百万円の宝くじが当たったら夫に言う?働かずに稼げる方法って?ゲーム課金にいくら使う?七名の女性作家がお金をテーマに人生の悲喜こもごもを描くアンソロジー。
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『自己満足のデザイン 無名からSNS発デザイナーへ』いま いません (著)

「自己満足のデザインなんてダメだ」。本やネットの記事でもこうした考えが一般的であるとされる中、あえて自己満足を突きつめた作品を発表し続け、受け入れられるようになったのは、そこに他者の目を意識した要素を含まない、力強い個性が感じられるからではないでしょうか。本書はそうしたデザインの作り方や考え方を、そこに至るエピソードを交えながら解説しいていきます。
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『がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎』岩木一麻 (著)

日本がんセンターに勤めている医師の夏目は、保険会社の友人・森川から奇妙な案件が続いている、という話を聞く。がんの診断を受ければ未払い分の住宅ローン支払い義務がなくなるというがん団信で、住宅ローンを組んでから一年以内にがんと診断されるケースが続けて発生している。また、医師の連続殺人が起こり、夏目のもとにも警察が。さらに脅迫を受けていると言う政治家から「人工的にがんを発生させることは可能なのか」と相談される。
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『疑惑の入会者 ロンドン謎解き結婚相談所』アリスン・モントクレア (著)

戦後のロンドンで結婚相談所を営むアイリスとグウェン。白人だけでなくあらゆる人種にも門戸を開こうと決意する二人だが、い一方でグウェンは彼の言葉が嘘ばかりであることに感づく。また、グウェンの義父・ハロルドがアフリカから帰宅。彼の暴君ぶりに邸中の人間が苦しむ。何とかせねばと対策を練るグウェンはある災難に巻き込まれ…。