イラストブックレビュー

「教養」が菓子づくりの武器となる

『菊のきせ綿 江戸菓子舗照月堂2』篠綾子 (著) のイラストブックレビューです。江戸は駒込の菓子舗照月堂で、女中として働きながら菓子職人を目指している少女、なつめ。厨房に入れぬ身ながら、菓子づくりへの想いは募る、大店の氷川屋からやってきたお調子者の職人、安吉を巡って、照月堂氷川屋と菓子勝負をすることに。
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自分の中にある「自然」を発動させよう

『わたしの中の自然に目覚めて生きるのです』服部 みれい (著)のイラストブックレビューです。3つの観点での自然にもとづき孤独やエイジング、恋愛から子育てまで様々な問題に答えます。答えは自分の自然の中にあるのです。
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大きくなったり揺らいだり 変化していく「家族」の幸せ

『キラキラ共和国』 小川 糸 (著)のイラストブックレビューです。鎌倉で文具店を営む鳩子のもとには、今日も様々な代書依頼が入ります。ミツッローさんと結婚して妻となり、QPちゃんの母となった鳩子は日々の小さな幸せやトラブルから、祖母や母に思いを馳せ、難しい代書もこなしていきます。
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言葉の持つ「力」に打ちのめされる物語

『何もかも憂鬱な夜に』 中村 文則 (著)のイラストブックレビューです。施設で育った刑務官の「僕」は、ある夫婦を刺殺した二十歳の未決囚である山井を担当している。山井とのやりとりの中で、どこか自分と似たところがあると感じる「僕」は、自殺した友人や恩師とのやりとりに思いを馳せる。
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アートは鍛えられる!そしてビジネスの強い味方になる!

『ビジネスの限界はアートで超えろ!』増村 岳史 (著)のイラストブックレビューです。絵を描くことであらゆる想像力が刺激され、様々な表現手段へとつながっていったのではないか。本書では、絵を描くことで自分の道の才能に気づくこと、そしてビジネスにおけるアートの意味と身につけ方を解説。
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「食」の面から子どもたちの成長をサポート

『かすがい食堂』 伽古屋 圭市 (著) のイラストブックレビューです。過酷な映像会社の仕事を辞め、祖母が営む駄菓子屋を継いだ、二十五歳の楓子。子どもたちから「おばちゃん」と呼ばれることにも慣れてきた頃、夕刻になるときっちり三百円分の駄菓子を買っていく少年の存在に気づく。楓子は少年のために食事を提供しようと考えた。
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いつの間にか体も心も太っていませんか?

『牛姫の嫁入り』 大山 淳子 (著) のイラストブックレビューです。江戸時代中期。派遣忍者業を営んでいる女忍びのコウは、旗本・加納家からある依頼を受ける。それは下妻藩主・藤代家の末娘・重姫と加納家の息子を引き合わせる「誘拐見合い」だった。重姫をさらうべく屋敷へ忍びこんだコウと相棒の守市が目にしたものとは。
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いくつもの物語が錯綜してこの世界は成り立っている

なかなか暮れない夏の夕暮れ
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名探偵は映画オタクのひきこもり!?

『キネマ探偵カレイドミステリー』斜線堂 有紀 (著)のイラストブックレビューです。留年の危機に瀕する私立大学文学部の奈緒崎は休学中の秀才、嗄井戸高久を大学に連れ戻すことができたら、留年の決定は取り消す、と提案される。しかし嗄井戸は、映画鑑賞に没頭し、家から出る気配はない。そんな中、街の小さな映画館「パラダイス座」をめぐる火事騒動が。
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犯した罪は、どうあっても決して消すことはできない

のこ こちらはお客の奇妙な体験を 聞くという『三島屋』シリーズ 第三弾よ。 ぬこ 今回はどんな話? のこ ある人物の前でだけ 泣き止まない童子などね。 ぬこ へえ〜。そりゃいかにも なにか理...